コロナウイルスの影響で先行きは不透明ですが、オープン戦も終盤に差し掛かり、各球団の調整も整って来ました。
当記事では、大のバファローズファンである管理人が、ファン目線でバファローズ の戦力を分析してみます。(全5回)
第2回はリリーフ投手編です。
当然、賛否あるかと思いますが、楽しんでいただけますと幸いです。
バファローズ のリリーフ投手
バファローズ の主なリリーフ投手は以下のとおりです。(背番号順)
背番号 | 選手名 | 年齢 | 右/左 |
11 | 山崎 福也 | 27 | 左 |
14 | 吉田 一将 | 30 | 右 |
17 | 増井 浩俊 | 35 | 右 |
20 | 近藤 大亮 | 28 | 右 |
22 | 村西 良太 | 22 | 右 |
32 | ブランドン・ディクソン | 35 | 右 |
35 | 比嘉 幹貴 | 37 | 右 |
39 | 小林 慶祐 | 27 | 右 |
47 | 海田 智行 | 32 | 左 |
48 | 齋藤 綱記 | 23 | 左 |
49 | 澤田 圭佑 | 25 | 右 |
52 | タイラー・ヒギンス | 28 | 右 |
57 | 山田 修義 | 28 | 左 |
65 | 漆原 大晟 | 23 | 右 |
95 | 神戸 文也 | 25 | 右 |
左右のバランス、年齢層も幅広く揃っており、バランスの良いリリーフ陣です。
先発の山岡、山本のような突出した能力を持つエース級リリーフの不在が課題ですね。
2020年の勝利の方程式は?
バファローズ のリリーフ陣は名前の上がる投手こそ多いものの、絶対的な信頼を得ているのはディクソンくらいでしょうか。
勝利の方程式の予想は難しく、セットアッパーが固定されない可能性もありそうです。
9回クローザーはディクソン
明確に勝利の方程式について公言されてはいないものの、9回を任される守護神はディクソンと見て間違いないでしょう。
昨年、増井の不調を受けて守護神に転向したディクソンは抜群の安定感を見せ、守護神に定着。
プレミア12 でもアメリカ代表の守護神を務めています。
2020年シーズンにおいても、オープン戦で安定した投球を見せており、クローザー争いは増井よりもリードしていると言えます。
負担の大きいクローザーのポジションとしては年齢が気になりますが、元々ディクソンはストレートで押すタイプではなく、ナックルカーブで打たせて取る投球スタイルです。
年齢による衰えは目立ちにくい技巧派なので、年齢面は問題ないでしょう。
8回セットアッパーはヒギンスか
8回を投げるセットアッパーは、ビギンスであると一部スポーツ紙で報道されています。
長身から繰り出すキレイなフォーシームとチェンジアップが魅力で、オープン戦でもまずまずの結果を残しました。
オープン戦では打ち込まれる場面もあったのが気がかりではありますが、開幕時は勝ちパターンに食い込んでくるでしょう。
ただし、熾烈な外国人枠争いに勝ち残る必要がありますので、セットアッパーとして成績を残せないと二軍落ちの可能性もありそうです。
7回の男を固定出来るかがポイント
予想が難しく、表向きには情報が出てきていないのが7回を投げる投手です。
現在のバファローズ では、絶対的なリリーフ投手が不在です。
7回については一選手を固定するのではなく、打者の左右や連投状況を踏まえ、臨機応変に対応すると思われます。
オープン戦の起用法、過去の実績を踏まえると、海田、神戸、澤田あたりが候補になってきそうです。
ここに増井、近藤、比嘉、吉田一らが食い込んでくると、ブルペンの厚みは増しますね。
台頭はあるか?期待のホープ
2020年、リリーフ陣で台頭が期待される若手投手は3名です。
〈注目の若手リリーフ〉
ルーキーの村西良太
昨年ウエスタンセーブ王の漆原大晟
昨年終盤に頭角を現した神戸文也
村西、漆原は先発起用も検討されているものの、この3人が台頭してくると今後のバファローズ のブルペンは安泰ですね。
バファローズ のクローザー候補はディクソン、増井とベテランに頼っている現状なので、将来の守護神候補登場に期待です。
2020年リリーフ陣 役割予想
2020年のリリーフ陣の役割を予想してみます。()内は予備候補
9回:クローザー
ディクソン(増井)
8回:セットアッパー
ヒギンス(神戸)
7回:セットアッパー
神戸、海田(澤田、漆原、村西)
同点、ビハインド登板
比嘉、近藤(山田、吉田一、斎藤)
ロングリリーフ
山崎福、山田(吉田一)
漆原、村西が先発調整を進めており、オープナー的な起用法も想定されます。
オープナーが導入されると、ロングリリーフできる投手の役割も重要になりますので、山崎や山田の活躍にも期待です。
バファローズ リリーフまとめ
2020年バファローズ のリリーフ投手のまとめです。
・守護神はディクソン
・絶対的なセットアッパーは不在
・8回はヒギンス、7回は流動的に起用か
・村西、漆原、神戸の活躍に期待
・オープナー導入なら、山崎、山田、吉田らのロングリリーフが鍵に
ディクソン、増井、海田、比嘉と、ベテラン勢から、いかにして若手投手がレギュラーを奪いとっていくか、期待のかかるシーズンになりそうです。