eBASEBALL プロリーグ

【eBASEBALLプロリーグ】試合ルールを解説!【eスポーツ/パワプロ】

eBASEBALLプロリーグとは、NPB(日本プロ野球機構)とKONAMIが開催する実況パワフルプロ野球のプロ大会です。

【徹底解説】eBASEBALLプロリーグとは?プロ野球がパワプロでeスポーツ参戦!NPB(日本プロ野球機構)がプロ野球eスポーツリーグ「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズンを開催することを発表しました。eスポーツの盛り上がりを受けて、NPBは2018年から「実況パワフルプロ野球(パワプロ)」や「スプラトゥーン2」でeスポーツに参入しています。当記事では、プロ野球eスポーツリーグ「eBASEBALL プロリーグ」についてその仕組みやシーズンの流れ等を徹底解説します。...

当記事では、このeBASEBALLプロリーグの運営ルール、試合のルールを解説します。

ルールが分かればeスポーツがさらに面白くなるはずです!

 

eBASEBALLプロリーグのルール

eBASEBALLプロリーグの2019年シーズンは、①eペナントレース、②eクライマックスシリーズ、③e日本シリーズにより構成されています。

それぞれルールが異なりますので順を追って解説します。

なお、eBASEBALLプロリーグの大会規則はこちらから閲覧可能です。

まずは用語を理解しよう

ルールを理解する上で、用語の使い分けは重要です。

特に、「プレイヤー」と「選手」の違いや、「カード」と「ゲーム」の違いは明確に意識しましょう。

 

プレイヤー

ゲームを実際にプレイする競技者のこと

 

選手

ゲーム内のプロ野球選手のキャラクターのこと

 

ロースター

各対戦カードの試合順を事前に定めたもの

(どのプレイヤーがどの試合をプレイするか事前に提出するもの)

 

(対戦)カード

チーム同士の対戦にて行われる試合全体のこと

(阪神VS巨人の3連戦であれば3連戦全てで1カード)

 

ゲーム

対戦カード内にて行われる個別の試合を指す。

(阪神VS巨人の3連戦であれば3ゲーム)

 

eペナントレースのルール

eペナントレースはプロ野球の試合と同様、セ・リーグ、パ・リーグに分かれて開催されます。

同一リーグと総当たりで対戦、別リーグも交流戦として対戦します。

同一リーグは1カード3ゲームの総当たり戦(全15ゲーム)

交流戦は1カード1ゲームの総当たり戦(全6ゲーム)

各チーム、21ゲームを終えたところでシーズンを終了し、以下のロジックで順位を算出します。

・勝率(=勝利数÷(総ゲーム数-引き分け))
・勝利数
・直接対戦カード内の勝敗数
・得失点差(=総得点数-総失点数)
・総得点数
・総ヒット数
・eBASEBALL パワプロ・プロリーグ 2018 シーズンの e ペナントレースの順位

 

ペナントレース進行のルール

ペナントレースを円滑に進行するため、ロースター登録についてはルールが詳細に定められています。

・ロースターは火曜日までに登録、木曜日に発表

・同一カードに同一のプレイヤーを登録するのはNG

・各プレイヤーはシーズン中、最低5ゲーム出場する必要あり

 

ロースターは火曜日までに登録、木曜日に発表

2019年のeペナントレースは11月3日に開幕し、1月12日までに試合が行われます。

対戦カードは土日に組まれますが、各チーム出場するプレイヤーのロースター登録は火曜日までに申請する必要があります。

ここで登録されたロースターは木曜日に発表されます。

ファンは土日のカードに向けて、木曜日には出場プレイヤーを知ることが出来るのですね。

 

同一カードに同一のプレイヤーを登録するのはNG

各球団には4名のプレイヤーが所属しますが、ロースター登録できるのは3名です。

1カード3ゲームで構成されますので、3名のプレイヤーを登録し、1名はサブ登録(欠場の際の代わりとなるプレイヤー)となります。

同一カードで同じプレイヤーが2ゲーム以上をプレイすることは禁止されています。

e 交流戦においては、1 つのカードにつき 1 名のメンバーを登録します。ただし 1 つの節に行われる 3 カードをまとめて一つのロースターとみなし、いずれの試合にも出場しない 1 名をサブメンバーとします。

各プレイヤーはシーズン中、最低5ゲーム出場する必要あり

所属する4名のプレイヤーは、シーズン中であっても最低5ゲーム以上出場する必要があります。

これはエース級のプレイヤーが偏って出場することを防止するための措置ですね。

 

各ゲームにおける試合ルール

それでは、試合のルールはどうなっているのでしょうか。

・各チームは事前のロースターの順にゲームを行う。
・各チームは必ず自分の所属する球団を使用しなければならない。
・プレイヤーはプレイに必要な操作のみを行うこと。不必要な操作を行った場合は罰則の対象とする。
・意図しないプログラム上の動作を利用したプレイで、リーグ運営に著しく支障をきたすと運営事務局が判断したプレイは使用を禁止することがある。
・基本的に収録されている全ての選手を使用可能とする。
・本リーグでは、投手のスタミナが登板に応じて増減する専用の対戦モードを使用する。e ペナントレースレース中、スタミナは各カードを持ち越して増減する。なお、e クライマックスシリーズへの持ち越しは行われない。(大会規則より抜粋)

 

ポイントは、「自分の所属する球団を使用する」「すべての選手を使用可能とする」という点です。

これはどういうことなのでしょうか。

巨人に所属したプレイヤーは、ヤクルトの山田哲人は使えないように誤解されがちですが、そういうわけではありません。

あくまでも巨人の球団を使用する必要があるだけなので、巨人をアレンジして山田哲人を登録しておけば、山田の使用は可能です。また、OB選手と呼ばれる、既に引退した選手の使用も可能です。

パワプロでは選択した球団の登録選手を自由に編集できるアレンジ機能が備わっています。

 

なお、ゲームにおけるパワプロの設定は以下のとおりです(表:大会規則より抜粋)

eクライマックスシリーズのルール

eクライマックスシリーズの大きな流れはプロ野球と同様です。

eペナントレースの各リーグ上位3球団でe日本シリーズ進出をかけて争います。

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プロ野球と異なり上位チームへの1勝分のアドバンテージはありませんが、以下のとおり上位チームを優遇したルールが存在します。

また、ファーストステージもファイナルステージも3ゲーム制(2勝先取)で行われるのもeクライマックスシリーズの特徴のひとつです。

・ファーストステージ、ファイナルステージ共に 3 ゲーム制で行い、2 勝先取とする。
・試合は 9 イニングで行うが、各チームは 3 イニングごとにプレイヤーを交代しなければならない。
・延長戦は行わず同点の場合は引き分けとし、e ペナントレース上位チームの勝利とみなす。
・ロースターは、ファーストステージ、ファイナルステージ第 1 ゲーム、第 2 ゲーム、第 3 ゲームそれぞれをあらかじめ設定するものとする。試合直近の火曜日正午までに全てのロースターを運営事務局に提出すること。
・各ステージにおいて、連続して同じメンバーでのロースターを組んではならない。
・ファーストステージのロースターは木曜日の 11:00、ファイナルステージのロースターはファーストステージ終了後に発表される。
・投手のスタミナは、ファーストステージからファイナルステージへ持ち越しとなる。なお、e 日本シリーズへの持ち越しは行われない。
・試合は全て上位チームのホームスタジアムを使用することとし、上位チームが後攻とする。
・その他ルール、試合形式及び、操作設定は e ペナントレースと同様とする
大会規則より抜粋)

 

引き分けは上位チームの勝利として扱われる点は、上位チームにとって非常に有利です。

延長戦の設定が無いため、実際のプロ野球に比べると引き分けの可能性は高くなりそうですね。

また、投手のスタミナがファーストステージからファイナルステージへ引き継がれる点も大きいでしょう。スタミナの回復には時間がかかりまので、上位チームの方が良い投手を使用できる可能性がグッと高くなります。

ルールの内容こそプロ野球と異なりますが、上位チームに配慮したルールである点は同様ですね。

e日本シリーズのルール

e日本シリーズは各リーグのeクライマックスシリーズを突破したチーム同士で争います。

プロ野球の日本シリーズが7試合制(4勝先取)であるのに対し、e日本シリーズは3試合制(2勝先取)と短いのが特徴です。

このe日本シリーズを制したチームが、その年の日本一球団となります。

2018年日本一チームは埼玉西武ライオンズ

・e クライマックスシリーズによる各リーグの代表チーム決定後、同日中に e 日本シリーズに進出した両チームの代表によりくじ引きを行い、e 日本シリーズ第 1 戦の先攻・後攻と、DH 制の有無のどちらかを両チームが一つずつ選択する。第 2 戦以降は 1 試合ごとに先攻・後攻と DH 制の有無の入れ替えを交互に行う。
・使用スタジアムは全試合クラウンスタジアムとする。
・試合は 9 イニングで行うが、各チームは 3 イニングごとにプレイヤーを交代しなければならない。延長戦に入った場合は、120 秒の作戦タイムの上、プレイヤー3 名は順番を一度だけ組みなおし、以降は一人 1 イニングずつプレイする。
・同点の場合はタイブレーク方式の延長戦を行い、決着がつくまで継続する。また、15 回を超えた場合は、1 回からタイブレーク式、1 点コールドの再試合として継続する。
・出場チームは、直近の火曜日正午までに、ロースターを運営事務局に提出すること。
・連続して同じメンバーでのロースターを組んではならない。
・その他ルール、試合形式及び、操作設定は e ペナントレースと同様とする。(大会規則より抜粋)

 

e日本シリーズでは、eBASEBALLプロリーグとして唯一延長戦が設定されています。

引き分けは無し、決着がつくまで試合を続行するということで、まさに最終決戦と言えるでしょう。