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【先発投手編】オリファンによる!開幕前バファローズ 戦力分析(2020)

コロナウイルスの影響で先行きは不透明ですが、オープン戦も終盤に差し掛かり、各球団の調整も整って来ました。

当記事では、大のバファローズファンである管理人が、ファン目線でバファローズ の戦力を分析してみます。(全5回)

第1回は先発投手編です。

当然、賛否あるかと思いますが、楽しんでいただけますと幸いです。

 

目次

バファローズ の主な先発投手

バファローズの主な先発投手は以下の通りです。(背番号順)

背番号 選手名 年齢 右/左
15 荒西 祐大 27
18 山本 由伸 21
19 山岡 泰輔 24
21 竹安 大知 25
22 村西 良太 22
26 東明 大貴 30
27 アンドリュー・アルバース 34
29 田嶋 大樹 23
30 K-鈴木 26
46 本田 仁海 20
61 榊原 翼 21
68 鈴木 優 23
98 張 奕 26


アルバース、東明以外は全員が20代と、若返りに成功していますね。

この中から先発ローテーションを回していくことが予想されます。

バファローズ 先発投手の評判

キャンプインまでの前評判では、「バファローズ は先発投手は揃っている」という見方が大半でした。

山岡、山本の2019年タイトルホルダーを二本柱として、プレミア12で活躍した張、伸び代の期待できる投手として田嶋や榊原、K-鈴木など、何人もローテーション候補として名前が上がりました。

しかし、いざキャンプインしてみると状況は一変します。

榊原、K-鈴木は紅白戦や練習試合で結果を残せず、オープン戦での登板は無し。

張は右肘の張りで二軍落ち。

田嶋、荒西らがオープン戦で先発登板するも、失点が目立ちピリッとしません。

結局のところオープン戦までで順調な仕上がりを見せたのは山岡、山本のみとなってしまいました。

 

2020年の先発ローテーションは?

バファローズ の先発ローテーションはどうなるのでしょうか。

開幕延期により、調整が遅れていた投手も間に合う可能性が出て来ましたね。

開幕投手は山岡

2020年の開幕投手は前年に続き、山岡が任されることとなりました。

かねてから開幕投手希望を公言しており、希望を叶えた形となります。

昨年最優秀防御率の山本の開幕投手も予想されましたが、山本は次カードの頭に回る形となりました。

3番手以降の安定感に課題

山岡、山本の二本柱はオープン戦でも圧巻の投球を見せており、怪我さえなければローテーションを守ってくれるでしょう。

気になるのがローテーション3番手以降の安定感です。

オープン戦で先発登板したのが荒西、田嶋、東明です。(3月10日時点)

特に荒西、田嶋は繰り返し先発登板しており、山岡、山本に次ぐローテーション投手として期待されていることが伺えます。

しかし、荒西も田嶋もオープン戦では失点を重ね、不安が残る結果となってしまいました。

 

また、ドラフト当時は中継ぎとして期待する声が多かったルーキーの村西が、オープン戦で結果を残し、先発ローテーション候補に名を挙げています。(3月11日に先発することも予告されています)

しかし、村西の長いイニングを投げる力は正直未知数ですので、過度な期待は禁物でしょう。

怪我から復帰した張がプレミア12ベストナイン投手の力を発揮するのか、荒西、田嶋、榊原、K-鈴木ら、昨年も先発経験のある投手から台頭する選手が出てくるのか、3番手以降の投手に要注目です。

 

台頭はあるか?期待のホープ

オープン戦の登板状況を見る限り、開幕ローテーションは難しそうですが、長いシーズンの中で台頭してきてほしいと感じている投手が二人います。

鈴木優と本田仁海です。

鈴木優はT-岡田、漆原とともにプエルトリコウィンターリーグで武者修行を積んできました。
年齢も23歳と、まさにこれから飛躍が期待される年齢です。

2019年も1試合ながら1軍で先発登板を果たしており、登板機会の増加に期待です。

 

本田仁海は右ひじの手術の影響で、ここまで1軍登板はありませんが、非常にポテンシャルの高い20歳の投手です。

山本由伸を参考にしたという投球フォームは山本に瓜二つで、ストレートの最高球速は154キロに達します。

2016年ドラフト4位の山本に続き、2017年ドラフト4位の本田もエース級の投手への成長を期待させる逸材です。

 

彼らが台頭してくると、先発ローテーションは充実したものになるでしょう。

要注目です。

 

開幕ローテーション予想

3月10日時点、開幕ローテーション予想はご覧のとおりです。

二本柱の山岡と山本は対戦カードを分散させると考えられますので、開幕投手が山岡であれば山本は開幕第4戦となるでしょう。

山岡、山本の開幕ローテーションは当確です。

 

満足いく結果は残せていませんが、オープン戦で登板を続ける荒西、田嶋も開幕ローテーションは当確と言えるでしょう

数少ない左の先発投手である田嶋は、3連戦の真ん中に持ってくることが予想されます。

また、荒西の開幕2戦目登板が噂されていますので、開幕第2戦目を荒西、5戦目を田嶋と予想しています。

 

難しいのが各カードの最終戦、第3戦目と第6戦目の投手です。

ここでは、スローイング調整を再開した張が開幕に間に合う前提で、第3戦には張を置いています。(もし張が間に合えば、開幕延期の恩恵と言えますね)

第6戦には、オープン戦でアピールしている村西と予想していますが、村西については長くても5回、調子によっては短いイニングで山田や山崎福に繋ぐオープナー的な起用法も想定されます。

いずれにしてもこの第3戦、第6戦は開幕までの選手のアピール次第で入れ替わる可能性は大いにあります。(開幕延期が長引けば長引くほど、当確と思われた荒西や田嶋も入れ替えの可能性が出てくるでしょう)

 

ローテーション入りをアピールしてほしいのは、やはり昨年ある程度結果を残している榊原、K-鈴木、竹安らです。

バファローズ投手陣の中ではベテランとも言える東明の奮起にも期待したいですね。

左腕が少ないバファローズ先発投手陣においては、アルバースにも出てきて欲しいところですが、ジョーンズ、ディクソン、モヤ、ロドリゲス、ヒギンスと4つの外国人枠を争う必要があるため、厳しい立場であると言わざるを得ないでしょう。

 

先発投手まとめ

2020年バファローズの先発投手についてのまとめです。

・山岡、山本を筆頭に期待の若手が多い投手陣

・開幕投手は山岡。ローテーションの軸は山岡と山本

・3番手以降の投手に課題

・鈴木優、本田仁海の台頭に期待

・開幕ローテーションは山岡、山本は当確、荒西、田嶋も準当確

 

若手投手が多い布陣であるだけに、短期間での急成長も期待できます。

開幕延期がローテーション編成にどのような影響をもたらすのか、楽しみに見守りましょう。

 

次回記事ではリリーフ投手について分析・紹介させていただきます。

 

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