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【消化試合の楽しみ方】暗黒時代を乗り越えたオリファンが語る

消化試合

崖っぷちからの4連勝で「さあここから!」と雰囲気が漂った中での最下位西武に3連敗。

残り32試合で4位楽天と5ゲーム差、3位ロッテと8ゲーム差と、Aクラス入りはかなり厳しい状況となっています。

実際に中島監督の采配は、少しずつ育成にシフトしているようにも感じられます。

認めたくはなないですが消化試合にも突入したとも言えるこの状況、ファンは何を楽しみに応援すれば良いのでしょうか?

消化試合は采配そのものが変わっていくので、勝ちだけを期待すると疲れてしまうかもしれません。

長らく暗黒時代を耐えてきたオリファンとして、消化試合との楽しみ方(向き合い方)について語ってみます。

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目次

消化試合では采配がこう変わる?

消化試合になると、勝利よりも以下のような個人の事情が優先されるケースが生まれてきます。

  • 若手選手の育成(一軍経験)
  • タイトル争い、キャリアハイ挑戦
  • 来期当落線上の選手のテスト
  • 引退試合

勝利を求めつつも、選手や未来のための采配というわけです。二軍的な采配です。

逆にいえば疲れのたまっている選手は無理して使う必要がなくなります。

昨年の主力組は三連覇の疲れからか明らかに状態を落としている選手が多いため、休養や二軍でじっくり調整に回る可能性もあります。

若手選手の育成(一軍経験)

これは一番ポジティブな采配です。

未来への投資とも言える采配で、消化試合の中では最重要テーマです。

現在の例でいえば、来田と大里のスタメン固定がこれでしょう。

8/22試合終了時点で大里が打率.228、来田が.211と、正直2試合連続完封後もスタメンで出場させるべき状態ではありません。

それでもスタメン固定というのは、一軍であがく経験を与えているとも解釈できます。

牽制アウトでゲームセットという特大の失敗をした翌日も来田はスタメンでした。

「全ての失敗も勉強」とも言える若手の起用は、消化試合だからこその醍醐味ともいえます。

より消化試合の風潮が漂ってくると、さらに若い選手の昇格もあるかもしれません。

2021年に活躍した当時2年目の宮城・紅林も、スタートは2020年の消化試合でした。

2020年に宮城・紅林を昇格させたのが当時は中嶋監督代行。

2024年の消化試合の中でも、将来に向けた投資を重ねてくれるでしょう。

タイトル争い、キャリアハイ挑戦

暗黒時代にファンを楽しませてくれる数少ない要素が、個人成績です。

消化試合の中であればチーム成績以上にタイトル争いを重視し、以下のような采配も可能性があります。

  • 最多安打を争う選手を1番固定
  • 打点王を争う選手の前にランナーをためる
  • 首位打者を争う選手は、ライバルの様子を見ながら休養(打率を下げさせない)
  • 規定打席/規定投球回数に到達できそうな選手を優先的に起用

これはあくまでも一例ですが、選手ファーストの起用が見られるのです。

2020年までの低迷期では、遡るとT-岡田や金子千尋、最近では山岡泰輔、山本由伸、吉田正尚といった面々が孤軍奮闘していたため、タイトル争いは1つの楽しみでした。

しかし残念ながら、2024年のオリックスはタイトル争いに加わっている選手がいません。

この楽しみが無いというのは、なかなか辛いシーズンです。(微かな希望が見られるのが、古田島の新人王…?)

来期当落線上の選手のテスト

辛い現実ですが、明らかに「試されてる?」と感じる起用もあるかもしれません。

個人的に戦力外予想は趣味ではないのであまり多くは語りませんが、その場合は全力で応援したいです。

引退試合

ベテラン選手が引退を発表した場合、その最後の雄姿はしっかりと目に焼き付けておきたいです。

京セラでの引退試合はもちろん、各地で最後の顔見せに出場機会が与えられるかもしれません。

とはいえ、2024年はまだ引退試合とは無縁でしょう(と、信じたい)

  • 比嘉 41歳
  • 平野 40歳
  • 安達 36歳
  • T-岡田 36歳

オリックスのベテランと言えば真っ先に思いつくのがこのメンバー。

比嘉や平野は昨年の成績を見てもまだまだやれそうな雰囲気ですし、安達やT-岡田もこのままでは終わらないでしょう。

というよりこのメンバーが引退発表すると、私はしばらく寂しくて寝込むことになるので、今年はまだ勘弁いただきたい…(心の準備ができてない)

2024年終盤はこれが楽しみ

最後に、ごく一部ですが2024年の終盤戦の楽しみを考えてみました。

共感・批判どちらも歓迎ですので、みなさまのご意見も引用ポスト等で教えていただけると嬉しいです(批判はお手柔らかに…笑)

この先の楽しみ
  • 大里、来田、池田の一軍での奮闘(一皮むけられるか?)
  • 内藤、横山、堀、河内ら10代選手の一軍昇格
  • 復帰後の太田がどこまで成績を伸ばせるか
  • 曽谷の勝利の笑顔
  • (かなり厳しいが)森友哉の3割チャレンジ
  • (かなり厳しいが)古田島の新人王争い

特に10代選手の昇格は、最終盤にはあるのではないかと期待しています。

二軍成績を見ているとまだまだ時期尚早な気もしますが、一軍のレベルを知ったうえでオフに入ると、オフの過ごし方も変わるかもしれません。

ぜひ、順位争い真っ最中の本気の相手にぶつけて、一軍を経験させてほしいと楽しみにしています。

もう暗黒時代はご免です。

確実に未来への投資を重ねてもらって、来期は黄金時代復権といきましょう。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

消化試合

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