プロ野球基礎知識

【野球用語】リリースポイントとは?言葉の意味と使い方をわかりやすく解説!

プロ野球中継を見ていると、「リリースポイントが~」といった発言を耳にすると思います。

リリースポイントとは野球の専門用語なのですが、専門用語は初心者泣かせで理解が難しいですよね。

当記事では、リリースポイントの言葉の意味、知っておくべき点についてわかりやすく解説します。

 

リリースポイントとは?

リリースポイントは、主にピッチャーに対して使用される野球用語です。

投球の中で、ボールが指先から離れる瞬間の点を指しています。

release(放出する)、point(点)の英語を組み合わせた造語です。

リリースポイントは前後左右、高低など、その位置が注目されるのはもちろんですが、安定感も注目されます。

具体的に解説していきましょう。

 

リリースポイントについて知っておくべき知識

繰り返しですが、リリースポイントはその位置や安定感が注目されます。

野球中継の中でリリースポイントの話題が上がるケースも、大半は位置や安定感に注目したコメントだと思います。

リリースポイントについて、野球観戦初心者の方が押さえておくべきポイントは大きく4点です。

・速い球に見せたせればリリースポイントは前に置く
・サイドスローでリリースポイントを打者の背中側から投げる
・リリースポイントを高く置き、投球に角度をつける
・コントロールの安定=リリースポイントの安定

これを押さえておけばリリースポイントの話題にはついていけるのではないでしょうか。

1つずつ簡単に解説します。

 

速い球に見せたせればリリースポイントは前に置く

リリースポイントが前であればあるほど、打者にはボールが速く見えると言われています。

一説では、リリースポイントが10センチ前になるだけで、体感急速は5キロ上がるとも言われています。

メジャーリーグのスタットキャストではエクステンション(ピッチャープレートとリリースポイントの距離)が計測されており、多くの投手がリリースポイントを出来るだけ打者の近くに置けるよう、試行錯誤しています。

スタットキャストとは

アメリカのメジャーリーグベースボール(MLB)で導入されているデータ解析ツールであり、ステレオカメラやレーダーを使用して選手やボールの動きを高速・高精度に分析するためのもの。

 

サイドスローでリリースポイントを打者の背中側から投げる

リリースポイントの基本は「前(打者の近く)」ですが、リリースポイントをあえて「横」に置く投手も存在します。

主にサイドスローの投手です。

サイドスローの投手がリリースポイントを横に広げると、打者にとっては背中側からボールが飛んでくる感覚に襲われます。

滅多に無い球筋となるため、打者にとっては対応しづらい投球となるのです。

特に左打者を得意とする左投手、右打者を得意とする右投手にこの傾向が見られます。

いわゆるワンポイントリリーフですね。

 

リリースポイントを高く置き、投球に角度をつける

オーバースローの投手は、リリースポイントを高くすることも意識します。

リリースポイントを前に置いた上でいかにリリースポイントを高く維持出来るかが重要なのです。

リリースポイントが高くなればなるほど、打者に対して投げ下ろすような角度がつくため、打ちづらい球筋となります。

高さは投手の身長にも左右されるので、高身長投手の特権ですが、高身長を活かすためにはリリースポイントを高く置くことを意識する必要があるのです。

 

コントロールの安定=リリースポイントの安定

コントロールが安定するには、リリースポイントが安定することが必須と考えられています。

1球1球でボールを離す位置が変わってしまうと、投球フォームが安定せず、ボールをコントロール出来なくなってしまいます。

制球難の投手にリリースポイントのズレを指摘するケースも多いので、この点は覚えておきましょう。

 

リリースポイントまとめ

ここまでの内容を箇条書きでまとめます。

・リリースポイントとは、ボールが指先から離れる瞬間を指す。

・速い球に見せたせればリリースポイントは前に置く

・サイドスローでリリースポイントを打者の背中側から投げる

・リリースポイントを高く置き、投球に角度をつける

・コントロールの安定=リリースポイントの安定

 

これだけ理解しておけば、リリースポイントの議論にはついていけるはずです。

より深い目線で野球観戦を楽しんでください。