プロ野球は球場によっては試合開始以降のチケットが割引になるお得なサービスが存在することをご存知でしょうか。
当記事では、試合途中で安くなるお得なプロ野球チケットを一覧でご紹介します。
この記事の内容は2019年シーズンの各球団公式アナウンスをもとに執筆しています。2020年シーズンでは見直される可能性もありますのでご了承ください。
筆者のプロフィール
野球観戦歴20年超の野球オタクで、元球場職員の経歴を持ちます。
愛読書は公認野球規則で、野球のルール解説も得意としています。
Contents
試合途中の入場で割引になるプロ野球チケット一覧
入場時間が早い順に各球団の割引チケットを一覧でご紹介します。
【19時】メットライフドーム/ライオンズ戦
最も速く入場できるのがメットライフドームのライオンズ戦で実施される「遅割」です。
19時から入場可能であるにもかかわらず、一部内野席が半額と割引率も十分お得です。
オンライン購入限定のサービスですが、試合の1週間前には購入できる仕組みなので、事前に予定が組めるのもうれしいサービスです。
【19時11分】ZOZOマリンスタジアム / マリーンズ戦
次に早く入場できる割引チケットは千葉ロッテマリーンズがZOZOマリンスタジアムで販売する「711チケット」です。
19時11分から入場可能なチケットです。
内野自由席が1,700円で購入でき、一般料金と比較すると1,000円~数百円程度の値引きです。
値引き幅は小さいですが、入場時間が早いのは魅力的ですね。
【19時半】楽天生命パーク宮城 / イーグルス戦
東北楽天ゴールデンイーグルスが楽天生命パーク宮城で販売する割引チケットは「おばんですチケット」と呼ばれています。
「おばんです」とは東北の方言で、「こんばんは」を意味します。
19時半からチケット料金が子ども料金になるというお得なサービスです。
一般料金の6~7割の値段で入場することが可能です。
子ども料金設定のあるエリア全てが対象という、太っ腹な企画になっています。
【19時半】ナゴヤドーム / ドラゴンズ戦
中日ドラゴンズがナゴヤドームで販売する割引チケットは「730チケット」です。
こちらも楽天同様、19時半からの発売開始です。
内野指定席(内野A席、内野B席)が約半額(内野A席2,500円、内野B席2,000円)で購入可能です。
席種は多くないものの、約半額という割引率は大きいですね。
【19時半】横浜スタジアム / ベイスターズ戦
横浜DeNAベイスターズか横浜スタジアムで販売する「730チケット」も19時半から購入可能です。
内野指定席、内野立見席が1,000円引きになります。
さらに、男女ペアで来場した場合、1人分の料金で2人が入場できるという特典も存在します。
非常にお得なサービスですが、横浜スタジアムは収容人数が少なく、人気のチケットでもあることから、そもそも730チケット発売前に内野席は売り切れてしまうことが多いです。
横浜スタジアムの730チケットが発売されるケースは多くはないので、購入出来ればラッキーですね。
【20時】阪神甲子園球場 / タイガース戦
阪神甲子園球場の阪神タイガース戦でも「遅割」という名称で割引サービスが実施されています。
発売開始は20時と、比較的遅い時間帯ですが、値段は驚異の1,000円です。
アルプス席、外野席が対象の座席です。
アルプス席の一般料金は2,500円なので、半額以下で購入出来るということですね。
入場時間は遅めですが、十分お得なチケットです。
【3イニング】明治神宮野球場 / スワローズ戦
ヤクルトスワローズ戦で実施される明治神宮野球場の「3イニングチケット」は他球場のサービスとは少し異なります。
3イニングチケットは入場時間が決まっているわけではなく、7,8,9回のタイミングで入場出来るチケットです。
試合展開にかかわらず、必ず試合後半3イニングは観戦出来ますので、一番安定感があるチケットと言えるかもしれません。
内野指定席が1,800円、外野指定席(自由席)が1,100円で発売されます。
座席によっては半額以上の割引率を誇る、お得なチケットです。
試合途中の割引チケット、ココに注意!
試合途中で入場すると割引になるのは非常にありがたいサービスですよね。
特に学校帰りの学生や、仕事終わりのサラリーマンには最適なチケットと言えるでしょう。
お得なチケットではあるものの、当然注意事項も存在します。
しっかりと抑えておきましょう。
当日券が売り切れると発売されない。
全ての球場共通の事項ですが、当日券が売り切れている場合は割引サービスも無くなります。
割引サービスは、あくまでも売れ残りを少しでも捌きたいために実施されているサービスなのです。
当日券と別枠で座席が用意されているわけではないので注意しましょう。
割引を狙う場合、必ず当日券の残状況を確認しておきましょう。
試合展開が早い場合は要注意
試合展開には要注意です。
せっかく割引チケットを購入しても、入場する頃には試合終了間際にだった、ということになると悲惨です。
投手戦で両チームにランナーがほとんど出ない試合展開だと、20時過ぎには試合が終了してしまうことも稀にあります。
甲子園は入場時間が20時と遅めなので、特に気をつけたいところです。
せっかく入場するならたくさん試合を見たいと思いますよね。
試合展開を確認しながらチケットを購入するようにしましょう。
試合途中の入場でもこんなに楽しめる
途中入場する場合、試合後半を観戦することになりますが、実は試合後半には面白さが凝縮されています。
・両チームの継投策
・代打、代走、守備固めのベンチワーク
・7回攻撃時の球団応援歌
・勝利時のヒーローインタビュー
・勝利時のセレモニー
・勝利時の応援団の二次会
これだけの楽しみが詰まっていながら、割引で入場出来るのはお得ですね。
仕事終わりに、ビールを片手に野球観戦はいかがですか?
せっかくのお得なサービス、是非活用してみましょう。
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