2019年4月29日、平成最後の試合でオリックス・バファローズの新応援歌が解禁されました。
というわけで、当日は管理人も京セラドームのライトスタンドに参戦しました。
当記事では、オリックス・バファローズの新応援歌「丑王」の歌詞をはじめ、「丑王」の詳細についてご紹介します。
丑王 三部作 ~完結編~
全ての物語を刻み込んだ魂の集大成が今ここに
チャンステーマ【 丑王 – Bs History – 】https://t.co/xvV0nLIQmv解禁日は、平成31年4月29日(月・祝)
LEGENDの生誕日から参番を歌うことにしよう
ご声援、宜しくお願いします。
— 大阪紅牛會_公式【応援告知】 (@deepredbulls) 2019年4月21日
筆者のプロフィール
野球観戦歴20年超の野球オタクで、元球場職員の経歴を持ちます。
愛読書は公認野球規則で、野球のルール解説も得意としています。
「丑王」について解説
丑王の歌詞をご紹介し、歌詞の内容について解説します。
なお、その他のオリックスチャンステーマは以下の記事でまとめていますので、こちらもぜひご覧ください。
https://base-info.com/orix-chance
丑王の歌詞
丑王の参番が解禁となって以降、以下のような歌詞カードが球場で配布されました。
歌詞は以下の通りです。
※Intoro
「應(オウ)」×4
「應」伸ばし
「應」×4
※本編
【壱】
空へと舞い上がる光が
頂への途を創る
絶え間無く燃え上がる炎が
今この瞬間に我等を照らす
「應」×4回
【弐】
宿命託された戦士よ
冴え渡るその感性で
無限の底力を求めて
叶うべき夢の先へ進め
「應」×4回
【参】
紅蓮の魂を滾らせ
蒼き雷を呼び込め
天を仰ぎ拳を突き上げ
誇り高き伝説(Magician)を想う
※Outro
「應」
「気合入れて 全てかけろ」
「應」伸ばし
「應」×4回
2巡目以降の偶数ターンはアカペラ。
アカペラ時、1-2、2-3番間の「應」は無し。
丑王の歌詞を解説
丑王は平成最後のチャンステーマ、平成の集大成として作詞作曲されています。
過去の様々な応援歌からメロディラインやフレーズが引用されており、随所にオリックス・バファローズの歴史が散りばめられています。
特に伝説と書いて「マジシャン」と読む、「誇り高き伝説(マジシャン)」というフレーズ、これは特徴的ですよね。
この伝説(マジシャン)は故、仰木監督であると言われています。
解禁日は、平成31年4月29日(月・祝)
LEGENDの生誕日から参番を歌うことにしよう
応援団の告知でもLEGENDの生誕日から解禁とされており、この4月29日は仰木監督の誕生日です。
当日は「仰木デー」として選手は全員仰木監督の背番号を背負って試合に臨んでいます。
かつて近鉄バファローズ、オリックス・ブルーウェーブの両チームをリーグ優勝に導いた名将に敬意を示した歌詞となっているわけですね。
丑王の発動場面
丑王はチャンステーマとして作成されているため、他のチャンステーマと同様、オリックス・バファローズのチャンス時に披露されます。
なお、丑王解禁日当日は相手チームに先制を許したこともあり、初回先頭打者から丑王が披露されるというサプライズもありました。
解禁日は丑王が流れる中、吉田正尚の決勝ツーランが飛び出す劇的な試合展開で、野球ファンに「丑王」の存在を印象付けました。
丑王解禁日のライトスタンドの様子
丑王解禁日、せっかくの機会なので管理人も京セラドームのライトスタンドに参戦しました。
当日はスタメン発表前、バッティング練習中にもライトスタンドでは丑王の練習が行われました。
新応援歌解禁ということもあり、応援団にも気合が入っていることが伝わってきます。
試合が始まってみると、初回から埼玉西武ライオンズ、山川穂高のツーランホームランを食らうという厳しい展開となります。
初回から丑王が発動されるなど、やはり仰木デー、絶対に勝たなくてはいけないという思いがライトスタンドから溢れていました。
その後追い付くものの直後に点を取られ・・なかなか勝ち越せない展開が続く中、8回裏にチャンスが訪れます。
先頭の西浦が出塁し、福田が見事送りバント、1アウトランナー2塁。
ここで丑王発動です。
ライトスタンドの盛り上がりは最高潮。初回にも丑王は発動していたものの、この時の声援のボリューム、ライトスタンドのボルテージは初回の比ではありませんでした。
打者の佐野は打ち取られてしまうものの、2アウト3塁で吉田正尚。
そして決勝ツーランホームランが飛び出すのです。
そのままオリックス・バファローズの勝利。
丑王解禁日の「仰木デー」はバファローズファンにとって最高の一日となりました。
丑王の印象
丑王解禁日は解禁日ということもあり、試合前に練習が行われており、また、事前に予習をしていたファンも多かったようです。
そのため、非常に声が出た応援になっており、威圧感が生まれていた印象です。
丑王は「應」という掛け声やアカペラの歌詞など、声援があってこそ、迫力が生まれます。
声が出ている丑王は非常に威圧感があり、相手チームにプレッシャーを与えられるでしょう。
ただし、丑王は歌詞が長く難しいです。(バファローズの応援歌あるあるですが・・・)
ホームゲームならまだしも、ビジター球場で威圧感を与えられるほどの声援が出せるか、不安が残ります。
丑王には威圧感があり、カッコイイ応援歌であることは間違いないので、歌えるファンが増えて応援が一層盛り上がれば楽しいですね。
https://base-info.com/bs-perfect-guide