高校野球

高校野球は売り切れでも諦めないで!甲子園当日券の再発売の裏技を解説

近年、高校野球の人気は凄まじく、入場券が全席売り切れとなることもしばしばあります。

甲子園に来たものの、「売り切れ」の文字を見て帰る方も多いです。

 

ただ、実は売り切れで諦めるのはもったいない行為です。

 

甲子園には入場券の再発売の仕組みが存在しますので、一度売り切れても諦める必要はありません。

 

当記事では、某球場の元職員で大の野球オタクの管理人が高校野球(甲子園)の当日券再発売の仕組みについて解説します。

 

甲子園の当日券再発売の仕組みについて

高校野球は決勝戦や準決勝などの大会終盤を除き、一日に3試合~4試合が行われます。

一枚の入場券で全試合の観戦が可能ですが、実際は1~2試合の観戦で帰る方も多いのが現実です。

 

帰った方の席は空席になりますので、そのままでは第3試合以降は空席だらけになってしまいます。

 

そこで効果を発揮するのが、再発売制度です。

 

エリア別に退場者数を押さえており、その分だけのチケットが再発売されるのです。

 

高校野球の時期に甲子園球場の入場券売り場をのぞいてみると、売り切れたチケット窓口に待ち行列が出来ていることがあります。

何も知らない方にとっては不思議な光景ですが、チケット再発売を狙って並んでいるのですね。

 

再発売は帰る人が少なければ実施されませんので、公式には積極的にはアナウンスされません。そのため、知らずに帰ってしまう方も多いのです。

 

当日券再発売の注意事項

再発売は特殊な発売方法ですので、いくつか注意事項があります。

・帰る人が少ないエリアは再発売は無い

・再発売開始は次の試合が始まってから

・場内の良い席は埋まっている

 

1つずつ解説します。

 

帰る方が少ないエリアは再発売は無い

退場者数を押さえているとはいえ、数人しか退場していないようでは再発売はありません。

再発売の基準は明確にはなっていませんが、少なくともある程度場内に空席が目立つレベルではないと売り出しは無いと思われます。

ですので、並んでいたとしても、必ず再発売されるわけでは無いという点は理解しておく必要があります。

 

再発売開始は次の試合が始まってから

再発売が決定し、実際に売り出されるタイミングは遅いです。

基本的に次の試合が始まってからの再発売となります。

<例>

第2試合が終わったタイミングでの再発売は、第3試合が始まってから行われる。

試合開始前に売り出してしまうと、入場口は退場する人と入場する人でごった返してしまうことが想定されますので、混乱を回避するための措置なのでしょう。

 

再発売で購入する場合、試合を冒頭から見ることは出来ませんので、ご注意ください。

 

場内の良い席は埋まっている

当然ですが、再発売購入した場合、場内はほぼ満席に近い状態です。

後から入る再発売組が良い席に座ることは極めて難しいでしょう。

 

再発売の有無を予想する方法は?

当日券の再発売はエリア別に行われます。

1塁アルプスは再発売があったのに、3塁アルプスは再発売が無い、といったケースも頻繁にあります。

 

実は再発売は出やすいエリア、出にくいエリアが存在します。

また、試合日程によっても再発売の有無は大きく左右されます。

そして場合によっては確実に再発売されることがわかるケースもあります。

 

順を追って説明しましょう。

 

再発売が出やすいエリア

外野自由席、アルプス席は内野席(中央特別、1塁特別、3塁特別自由席)と比べると再発売の可能性は高いです。

というのも、外野やアルプス席には屋根がありませんので、長時間直射日光が当たる環境で観戦することになります。

8月の猛暑の中、外野やアルプスでの観戦は非常に厳しいので、1試合が終わったタイミングで退場する方は多いです。

 

一方で、内野席は屋根があり比較的快適な環境なので、2試合以上観戦する方は多いです。

朝一から並んで入手したチケットなので、少しでも長く楽しみたい心理が働くのでしょう。

 

結論として、少しでも再発売の可能性が高いエリアを求めるのであれば、内野席は避け、アルプス席や外野自由席に並びましょう。

たとえ内野席に入れたとしても、日陰の席などの良い席は埋まっている可能性が高いので、内野席に並ぶメリットは少ないです。

 

話題の高校が登場する場合は要注意

アルプス席や外野自由席は再発売の可能性は高いですが、強豪校やスター選手など、話題の高校が登場する場合は要注意です。

甲子園球場内にいる多くの観客がその高校、選手を目当てに訪れている可能性が高いため、その高校の試合が終わるまでは帰らないでしょう。

話題の高校の試合が第4試合に組まれている場合、その日は一日中再発売が無い、ということさえあり得ます。

 

裏を返せば、話題の高校の試合が第1試合に組まれている場合は、第1試合が終わったタイミングで多数の再発売が期待できることにもなりますね。

 

いずれにしても、再発売の有無を見極める上で対戦カードは非常に重要なポイントです。

 

アルプス席は再発売の予想が立てられる

これは裏ワザのような話ですが、アルプス席に限っては、再発売の予想が高確率で立てられます。

学校応援団の規模に注目するのです。

 

アルプス席は学校応援団と同じエリアになりますので、当日券が一般販売される前に学校応援団のチケットが確保されています。

アルプススタンドを見ていただくと明らかですが、この学校応援団の人数は高校によって異なります。

 

基本的に大阪や兵庫をはじめとした近畿地方の高校は甲子園球場までの距離が近いこともあり、応援団の規模は大きいです。

 

この特徴を利用し、再発売の有無を読むのです。

 

〈例〉

ある日の1塁アルプスの登場校

第1試合 兵庫県代表

応援団の規模 : 8000人

第2試合 北海道代表

応援団の規模 : 2000人

第3試合 東京代表

応援団の規模 : 5000人

第4試合 鹿児島代表

応援団の規模 : 2000人

このケースの場合、第1試合時点では8000枚のチケットがキープされている状態です。

 

一方で、第1試合終了後は8000席をキープする必要はありませんので、学校応援団のために確保していた枚数が一般向けに解放されることになります。

このケースの場合、第3試合に5000人の応援団が来ますので、第1試合以降に確保が必要な枚数は5000枚です。

第1試合終了時には、8000-5000で3000枚が再発売されることになります。

 

また、第3試合終了後は必要枚数は2000枚ですので、5000-2000でここでも3000枚の再発売が行われます。

 

このように、前の試合の応援団の規模がその後の試合よりも大きい場合、確実に再発売が期待出来ます。

 

とはいえ、応援団の規模は公表されていませんので、まずは近畿の高校に注目してみるのが良いでしょう。

第1試合が近畿の高校、それ以降が他地方の高校の場合、その日のアルプス席は狙い目です。

 

甲子園当日券 再発売のまとめ

ここまでの内容を箇条書きでまとめます。

・高校野球の当日券は帰った人の分だけ再発売される

・帰る人が少ないエリアは再発売は無い

・再発売開始は次の試合が始まってから

・場内の良い席は埋まっている

・再発売は内野席よりもアルプス席、外野自由席の方が確実に買える

・話題の高校が登場する場合は要注意

・近畿の高校が早めに登場するアルプス席は狙い目