2024年2月、いよいよ各社から2024年シーズンの選手名鑑が発売されます。
選手名鑑は10種類以上もの数が各社から発売しており、どの選手名鑑を買っていいのか迷いますよね。
当記事では、数多くあるプロ野球選手名鑑の中から、厳選した3冊をご紹介します。
それぞれ特徴が異なっており、3冊まとめ買いもおすすめです。
筆者のプロフィール
野球観戦歴20年超の野球オタクで、元球場職員の経歴を持ちます。
愛読書は公認野球規則で、野球のルール解説も得意としています。
【2024年】おすすめプロ野球選手名鑑3選!
多種多様な選手名鑑の中から、管理人が厳選したのはこちらの3冊です。
- プロ野球カラー名鑑(ベースボール・マガジン社)
- プロ野球オール写真選手名鑑 ( 日本スポーツ企画出版社)
- 12球団全選手カラー百科名鑑(廣済堂出版)
それぞれに特徴がありますので、1冊ずつ特徴を解説していきます。
メリット、デメリットを合わせてご紹介しますので、目的に合った選手名鑑を選んでくださいね。
球場に持ち込む定番!プロ野球カラー名鑑
黄色い表紙がトレードマークのプロ野球カラー名鑑(ベースボール・マガジン社)は、現地観戦組から長らく愛されてきた選手名鑑です。
その特徴はポケットサイズの持ち運びやすさと、最低限の情報が集約された無駄のないレイアウトです。
<プロ野球カラー名鑑の基本情報>
発売日 | 2024年2月19日 |
出版社 | ベースボール・マガジン社 |
ページ数 | 372p |
掲載選手数 | 全選手 |
サイズ | 10.5×14.8×1.4cm(文庫本サイズ) |
プロ野球カラー名鑑のメリット
- 持ち運びに便利なポケットサイズ
- コンパクトな1冊に全選手が収録
- ポジション、背番号順で探しやすいレイアウト
プロ野球カラー名鑑のデメリット
- 情報量が少ない(セイバーメトリクス指標は無し)
何といってもそのコンパクトな持ち運びやすさが人気の一冊です。
全選手が掲載されているため、球場に持ち込み、この選手名鑑を片手に試合観戦するファンも多いです。
特に二軍戦では、背番号から選手名や選手の特徴を調べたい場面も多く出てきますので、二軍観戦や現地観戦には必携の一冊と言えるでしょう。
少年コミックスの単行本より小さいサイズです!
データ充実度NO1!プロ野球オール写真選手名鑑
プロ野球ファンの間ではSlugger(スラッガー)と呼ばれるプロ野球オール写真選手名鑑 ( 日本スポーツ企画出版社)は何といってもその情報量が売りです。
データ充実度はどの選手名鑑と比べても圧倒的NO1です。
<プロ野球オール写真選手名鑑の基本情報>
発売日 | 2024年2月19日 |
出版社 | 日本スポーツ企画出版社 |
ページ数 | 257p |
掲載選手数 | 全選手(詳細データは主力選手のみ) |
サイズ | 18.2×0.9×25.7cm(大きめ) |
プロ野球オール写真選手名鑑のメリット
- 圧倒的な情報量
- セイバーメトリクス指標の解説あり
- 前年のWARランキングも掲載
プロ野球オール写真選手名鑑のデメリット
- 持ち運びに不便
プロ野球ファンであれば買わない理由はありません。
主力選手(各選手24名)の情報量は圧倒的で、投手であれば球種別の投球割合や、投球ゾーンのデータ、野手であれば打球方向やバッティングゾーン別のデータなど、様々なデータがまとめられています。
※写真は2022年の抜粋です(あえて読み取りづらく加工しています。詳細はぜひ購入してご覧ください。)
過去の公式記録はもちろん、WARやUZRをはじめとするセイバーメトリクス指標や、前年のWARランキングもまとめられており、プロ野球ファンにとってはじっくり読みこみたい一冊です。
また、「WARとは?UZRとは?OPSとは?」といったセイバーメトリクスの指標そのものの解説もまとめられており、セイバーメトリクスに詳しくない初心者にとっても勉強になります。
クスっと笑える選手紹介も必見です(例:2024年のオリックス宮城「会いたがっていた有村架純の熱愛に大ショック」)
持ち運ぶにはやや不便な大き目のサイズですが、自宅でじっくり読み込む選手名鑑として、手元に置いておくのがオススメです。
※少年コミックスと比較しても、やはりでかいです・・・
全選手+解説者も収録!12球団全選手カラー百科名鑑
持ち運びやすさ、情報量、の観点では前述の2冊には敵わないものの、その独特の内容で3冊目としてオススメしたいのが12球団全選手カラー百科名鑑(廣済堂出版)です。
選手の写真が比較的大きいのが特徴ですが、それに加えて解説者やプロ野球アナウンサーの紹介ページが掲載されています。
解説者の名鑑が掲載されているのは、こちらの選手名鑑唯一の特徴です。
<プロ野球オール写真選手名鑑の基本情報>
発売日 | 2024年2月19日 |
出版社 | ミライカナイ |
ページ数 | 320p |
掲載選手数 | 全選手 |
サイズ | 1.2×14.8x21cm(やや大きめ) |
プロ野球オール写真選手名鑑のメリット
- 選手の写真が大き目
- 解説者名鑑
- アナウンサー紹介
プロ野球オール写真選手名鑑のデメリット
- 持ち運びに不便
- 情報量は「プロ野球オール写真選手名鑑」に劣る
- 写真の大きさが選手により異なり、やや見にくい
他選手名鑑と内容が被らない、解説者名鑑とアナウンサー紹介は必見です。
特に解説者名鑑は懐かしい顔ぶれを見ることが出来るので、長年のプロ野球ファンにとっては楽しい内容となるでしょう。
選手名鑑としては、先述の2冊の方が充実していますが、独自コンテンツの強みが特徴の1冊です。他の2冊を購入したうえで、追加の1冊として購入するのがオススメです。
【2024年】おすすめプロ野球選手名鑑まとめ
数多く存在する中から、どの選手名鑑を購入するか。
それは選手名鑑の使用目的によって決定するのが良いでしょう。
目的に応じたオススメの選手名鑑は以下のとおりです。
現地観戦のお供にするなら
→プロ野球カラー名鑑(>>説明箇所にJUMP)
情報量を重視するなら
→プロ野球オール写真選手名鑑(>>説明箇所にJUMP)
解説者やアナウンサー情報も見たいなら
→12球団全選手カラー百科名鑑(>>説明箇所にJUMP)
ここで紹介した3冊は自信を持って紹介できる3冊です。
お気に入りの選手名鑑が見つかれば幸いです。