プロ野球を初めて観戦する場合、意外と分からないのがスケジュールについてですよね。
当記事では、球場到着時間の目安や、試合途中で席を外すタイミング、試合終了時間の目安をお伝えします。
観戦スケジュールの検討にお役立てください。
野球観戦歴20年超の野球オタクで、元球場職員の経歴を持ちます。
愛読書は公認野球規則で、野球のルール解説も得意としています。
何時に行く?球場到着は早い方が良い
球場到着は早いに越したことはないです。
多くの場合、試合開始の2時間~1時間半には球場は開門されますので、その時刻から入場可能です。
早く入場するメリットは、試合前練習を見学できることです。
- ~17時頃 :ビジターチーム練習
- 17時半 :両チームスタメン発表
- ~18時 :セレモニー(始球式、国家斉唱)
- 18時 :試合開始
球場やチームによって若干異なるものの、試合開始1時間前までを目安にグラウンドで練習が行われることが一般的です。
快音を響かせるバッティング練習や、軽々と長距離で行われるキャッチボールを見るだけでも感動します。
ブルペンがグラウンドに位置する球場ではピッチャーの調整を見ることも出来ます。
以下はベルーナドーム(当時メットライフドーム)で練習するオリックス・バファローズの様子です。


試合前練習であれば、こんなに近い距離で練習を見学することが可能なのです。
練習を少しでも多く見学するために、開門と同時の入場をオススメしますが、2点デメリットもあります。
このデメリットを避けたい場合は、開門時間は避けましょう。
- 開門時間は入場口が混雑する
- ホームチームの練習は開門前に終了
開門時間はやはり練習目当てのファンが集まりますので、比較的混雑します。
混雑を避けたい場合は、開門時間をずらしましょう。
また、練習が見れるとはいえ、ホームチームの練習は開門前に終了してしまうことが多いため、見学出来るのはビジターチームの練習のみです。
ホームチームのファンで、ビジターチームの練習に興味がない場合は要注意です。
試合は何時に終わる?
プロ野球の平均試合時間は日本プロ野球機構のホームページで公開されています。
2024年の実績では、9回までの試合で平均3時間2分となっています。
試合終了まで観戦するとした場合、ナイターゲームで21時頃までかかることになります。
なかなかの長丁場ですね。
さらに試合終了後にはヒーローインタビューや応援団による二次会(応援歌の熱唱)も行われますので、最後まで楽しんだ場合は22時を過ぎる可能性もあります。
延長戦になった場合 、さらに遅くなる可能性もありますね。
休憩のタイミングは5回終了時?
プロ野球は長丁場の観戦となりますので、途中で売店へ行ったり、トイレに立ちたくなる時もあるでしょう。
とはいえ、可能な限り試合から目を離したくもないですよね。
席を立つのはどのタイミングが良いのでしょうか。
多くの方が席を立つのが、5回裏終了のタイミングです。
5回裏終了のタイミングで、グラウンド整備が入りますので、試合が一時中断します。
試合から目を離したくない方はこのタイミングを狙っているのです。
しかし、多くの方が移動するということは、その分売店やトイレが混雑することを意味します。
結局6回表に間に合わない可能性もありますので、あえて4回終わりや6回終わり、相手チームの攻撃中に席を立つなど、タイミングをずらすのもオススメです。
プロ野球観戦 時間特集まとめ
ここまでの内容を箇条書きでまとめます。
- 試合前練習を見るために早く到着するのがオススメ
- 試合時間は3時間以上。球場を出るのは22時を過ぎることも
- 途中席を立つなら、一般的には5回終了時。あえてタイミングをずらすのもオススメ