川越市営初雁公園野球場は、川越城本丸御殿のすぐ隣に位置する、歴史と風情が感じられる市営球場です。
当記事では、川越市営初雁公園野球場の特徴や周辺施設、プロ野球開催実績について簡単にご紹介します。
川越市営初雁公園野球場の基本情報
川越市営初雁公園野球場の基本情報は以下のとおりです。
球場所在地 | 埼玉県川越市郭町2丁目13番地1(初雁公園内) |
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広さ | 両翼91m、中堅110m |
収容人数 | 約10,500人 |
プロ野球公式戦開催実績 | あり(1950年代に開催) |
球場公式サイト | 川越市公式サイト |
川越城址公園内に位置し、歴史的な雰囲気と自然に囲まれた球場です。
かつてはプロ野球の公式戦も開催された歴史がありますが、近年は高校野球の埼玉大会や草野球・少年野球のグラウンドとして活用されています。
川越市営初雁公園野球場へのアクセス
最寄り駅 | 西武新宿線「本川越駅」から徒歩約20分 |
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駐車場 | あり(初雁公園の駐車場を利用可能) |
公共交通機関のアクセスはやや不便です。
一方で、川越市は「小江戸」として有名な観光地ですので、近場に多くの駐車場が用意されています。
また、徒歩5分程度の位置に市営の無料駐車場もあるので、便利です。
ただし川越市街は有名な観光地であるため、休日は駐車場も混雑しますので、注意が必要です。
川越市営初雁公園野球場の雰囲気
川越市営初雁公園野球場は1952年に開場した歴史ある球場です。
球場は年季の入った様子で、それがまた良い雰囲気を生み出しています。


座席も横長のベンチがずらりと並ぶ、いわゆる古き良き地方球場の形式です。
収容人数は1万人を超える便利で優秀な球場となっています。

埼玉県の高校野球をテーマにした野球漫画『おおきく振りかぶって』でも試合の舞台として登場します。
川越市営初雁公園野球場の周辺情報
川越市営初雁公園野球場は「小江戸」として有名な観光地・川越の中心に位置しています。
野球場自体が川越城の跡地(帯郭や新郭があった付近)に位置しており、すぐ隣には川越城本丸御殿があります。

徒歩圏内には、時の鐘、菓子屋横丁などの歴史ある観光名所があります。
歩いているだけで楽しめる街並みです。


川越市営初雁公園野球場はプロ野球も開催された
球場の開場直後、5試合ではありますが3年間にわたってプロ野球公式戦も開催されました。
開催された一軍試合数 | 5試合(1952年~1954年) |
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公式戦初開催 | 1952年6月3日 巨人-松竹 |
プロ野球開催実績は少ないものの、昭和の時代に一軍公式戦が行われた歴史を持つ貴重な球場です。
現在は主にアマチュア野球の大会や地元チームの活動拠点として親しまれています。
開催実績はこちら(https://npb.jp/stadium/)を参考にしています
なお、川越市は初雁公園を川越城址公園として再整備することを明らかにしており、これに合わせて球場が移転されることも計画されています。
歴史ある球場の今後には注目です。
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