杉本商事バファローズスタジアム舞洲は、オリックス・バファローズの二軍本拠地です。
大阪市此花区の舞洲エリアに位置し、二軍らしい選手との距離が近い球場です。
当記事では実際に観戦した様子をレポートとしてまとめていますので、杉本商事バファローズスタジアム舞洲での観戦の参考になれば嬉しいです。
杉本商事バファローズスタジアム舞洲の基本情報

杉本商事バファローズスタジアム舞洲は、オリックス・バファローズ二軍の本拠地球場です。
<杉本商事バファローズスタジアム舞洲の基本情報>
| 球場の広さ | 両翼100m、中堅122m |
|---|---|
| 収容人数 | 約500人(バックネット裏スタンドのみ) |
| 入場料 | 大人1,200円、こども(小・中学生)500円(未就学児無料/シーズンや席種により変更の可能性あり) |
| アクセス | ・JR環状線・阪神なんば線「西九条駅」から大阪シティバス約35分「舞洲東」下車、徒歩約5分 ・JRゆめ咲線「桜島駅」から舞洲アクティブバス約15分「おおきにアリーナ舞洲前(アリーナ東)」下車、徒歩約5分 ・阪神高速湾岸線「湾岸舞洲」出口から此花大橋経由で車アクセス可(球場横に有料駐車場あり) |
ファンの間では「舞洲」と呼ばれるこの球場は2017年3月に開場した比較的新しい球場です。
観客席はバックネット裏スタンドのみのコンパクトな造りで、選手との距離が非常に近いのが特徴です。
打席の音やベンチの雰囲気までダイレクトに感じられます。
ナイター照明設備はなく、試合は基本的にデーゲームでの開催となります。
外野には大きなバックスクリーンが…と思いきや、スコアボードはその横のビジョンです(笑)
フルカラーLEDのスコアボードとなっており、ファーム球場ながらプロらしい演出も楽しめます。

杉本商事バファローズスタジアム舞洲のアクセス
杉本商事バファローズスタジアム舞洲は最寄り駅がなく、公共交通機関を利用する場合はバスでのアクセスが必須です。車での来場も可能で、球場近くに有料駐車場が整備されています。
<杉本商事バファローズスタジアム舞洲のアクセス>
| 最寄り駅 | なし(最寄駅からはいずれもバス利用が必要) |
|---|---|
| 主なバスアクセス | ・JR環状線/阪神なんば線「西九条駅」→大阪シティバス81系統 →「舞洲東」下車、徒歩約5分 ・JRゆめ咲線「桜島駅」→舞洲アクティブバス →「おおきにアリーナ舞洲前(アリーナ東)」下車、徒歩約5分 |
| 車利用 | ・阪神高速湾岸線「湾岸舞洲」出口から此花大橋を渡ってすぐ ・球場すぐ横に有料駐車場あり |
舞洲エリアは鉄道駅がないため、公共交通機関の場合は「西九条駅」または「桜島駅」からバスで向かうのが基本です。
正直アクセスはかなり不便なので、車がある方は車の方がおすすめです。
杉本商事バファローズスタジアム舞洲の施設紹介
ここからは舞洲の施設について紹介します。
球場周辺の様子
まずは舞洲の入口の様子です。
舞洲のスタンドには球場正面入り口ではなく、こちらのゲートから入場します。
入り口はここだけで、かなり簡素ですね。

チケット関係の窓口は入り口横のこちらのテントです。
当日券が残っている場合はこちらで当日券を購入します。
WEBで前売り券を購入している場合も、こちらで紙のチケットに引き換えますので、必ず全員が手続きをします。

舞洲は二軍球場ということもあり、「球場グルメ」はそれほど力が入っていません。
球場の外にキッチンカーが1台出ているだけなので、事前に用意するか近くのコンビニで購入することも考えましょう。

舞洲のスタジアム周辺はこれだけなのですが、球場の裏側にまわってみましょう。
杉本商事バファローズスタジアム舞洲よりひときわ存在感あるこちらの球場が、大阪シティ信用金庫スタジアム(旧:舞洲ベースボールスタジアム)です。

- 両翼100m・中堅122m、収容人数約1万人の本格的なスタジアムで、外野は天然芝、内野は黒土という仕様です。
- 主な用途は高校野球(大阪大会)、大学・社会人野球、都市対抗予選などアマチュア公式戦で、大阪大会の決勝が行われることもあります。
- バファローズのウエスタン・リーグ公式戦が開催された実績もあり
さらに大阪シティ信用金庫スタジアム向かい側にはバファローズの室内練習場や選手寮もあります。
中を見学することはできませんが、舞洲にせっかく来たなら一目見ておいても良いでしょう。(選手の出待ち等は厳禁です)

こちらが選手寮「青濤館」です。
バファローズのロゴが目立ってカッコいいですね。

球場内・座席の様子

ここからは球場内の様子を紹介します。
スタンドの全体像はこんな感じです。(最上段の端から撮影)
長椅子が並んでいる簡素な造りですが、ホームベースの真裏に位置しておりどこからでも試合は見やすいです。

注意したいのは最前列~2列目あたりの座席です。
このようにそれなりに存在感のある柵が設置されており、やや気になります。(↓は最前列で座って撮影)

とはいえ最前列ではネクストバッターズサークルのスプレーの音も聞こえる距離感ですので、最前列は最前列の楽しさもあります。
ちなみに以下が3列目から撮影した様子です。
ほぼ視界から柵は消えて快適です。(写真では防球ネットの存在感がすごいですが、実際にはネットはそこまで邪魔に感じませんでした)

こちらは最後列から撮影した景色です。
最後列でも十分にグラウンドとの距離は近いので、最後列もおすすめです。(実際には写真以上に近く感じます)

球場にはこんな感じでメンバー表も張り出されます。
このアナログ感が「ファームに来た!」って感じで個人的には好きです(笑)

杉本商事バファローズスタジアム舞洲のイベント
舞洲ではバファローズファンには嬉しいイベントが用意されています。
開場前の練習見学会

舞洲では開門前に「練習見学会」としてスタンドを開放しています。
チケットが無くても入場可能で、全席自由席です。
バファローズの練習をじっくり見学できるファンには嬉しい貴重な時間です。
- 練習見学会(10時半~11時10分)
- 開門(11時30分)
- ファンサービスゾーン開放(12時10分~12時35分)
- 試合開始(13時)
開門時イベント

舞洲の開門時には若手選手が入り口に登場してくれます。
ちょっとしたトークショーが開催され、入場時にはハイタッチもできる嬉しいイベントです。
ファンサービスゾーン開放(平日)
平日限定ですが、試合開始前に一塁側のエリアが開放されます。
バックネット裏以上にグラウンドとの距離が近く、選手のウォーミングアップを間近で見ることができます。

ちなみにこのファンサービスゾーンのすぐ隣はベンチ裏になっています。(一応覗けないようにはなっていますが、選手の声は普通に聞こえました)
ベンチへ移動する選手とすれ違うこともあり、ワクワクする時間でした。
杉本商事バファローズスタジアム舞洲でサインは貰えるのか?
二軍球場といえば選手と距離が近いことが魅力のひとつです。
サインをお願いしたいという方もいるでしょう。
舞洲は比較的サインは貰いやすい球場だと感じました。
まずはバファローズの選手の導線です。
練習や試合が終わると、慣れているファンは続々と駐車場を通って球場の裏側方面に向かっていきます。
選手は室内練習場や選手寮へ一旦引き上げますので、その移動タイミングを狙うわけですね。

駐車場の端はこのようにフェンスが低くなっている場所があります。
もちろん選手の都合次第ですが、運が良ければここで選手とコミュニケーションを取ることは可能です。

ビジター選手の場合は、バスの乗り降りのタイミングを狙います。
こちらも慣れているビジターファンが集まるので分かりやすいでしょう。
バスの側にはファンは近寄れないようになっています。

サインはあくまでもサービス(選手の気持ち)です。
移動や練習の邪魔になる行為は絶対に避けましょう。
選手を呼び捨てで呼ぶ方もいますが、「〇〇選手!」「〇〇さん!」と敬意をこめて呼びかけましょう(当たり前ですが、その方が選手の反応も良いです)
杉本商事バファローズスタジアム舞洲 まとめ

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