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【本拠地一覧】プロ野球12球団ファーム球場の特徴・アクセスまとめ【二軍】

プロ野球二軍

当記事では、プロ野球12球団のファーム(二軍)球場についてまとめます。

プロ野球にある程度はまってくると興味が出て来るのが二軍の試合ですよね。

まだ一軍昇格前の将来有望な選手、怪我明けで調整中のスター選手など、二軍だからこそのシーンも見られます。

比較的選手との距離が近いのも特徴です。

二軍球場を知り尽くし、さらにプロ野球を楽しんでいただければ幸いです。

プロ野球二軍(ファーム)本拠地一覧

各球団の本拠地と所在地を一覧でご覧ください。

二軍の試合は一軍の本拠地球場やその他の地方球場で行われることもありますが、多くは以下の本拠地球場で実施されます。

チームファーム本拠地球場所在地
東北楽天ゴールデンイーグルス利府町中央公園野球場宮城県利府町
東京ヤクルトスワローズヤクルト戸田球場埼玉県戸田市
埼玉西武ライオンズCAR3219フィールド埼玉県所沢市
千葉ロッテマリーンズロッテ浦和球場埼玉県さいたま市南区
読売ジャイアンツ読売ジャイアンツ球場神奈川県川崎市多摩区
横浜DeNAベイスターズ横須賀スタジアム神奈川県横須賀市
北海道日本ハムファイターズファイターズ鎌ヶ谷スタジアム千葉県鎌ケ谷市
くふうハヤテベンチャーズ静岡清水庵原球場静岡県静岡市
オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブHARD OFF ECOスタジアム新潟新潟県新潟市
中日ドラゴンズナゴヤ球場愛知県名古屋市中川区
オリックス・バファローズ杉本商事バファローズスタジアム舞洲大阪府大阪市此花区
阪神タイガース阪神鳴尾浜球場兵庫県西宮市
広島東洋カープ広島東洋カープ由宇練習場山口県岩国市
福岡ソフトバンクホークスHAWKSベースボールパーク筑後福岡県筑後市

球団別!プロ野球二軍(ファーム)本拠地紹介

各球団の二軍本拠地について、球場へのアクセスや特徴をご紹介します。

東北楽天ゴールデンイーグルス(利府町中央公園野球場)

イースタンリーグは基本的に関東に本拠地を置いていますが、楽天だけは一軍と同様、宮城県に本拠地を構えます。

<利府町中央公園野球場の基本情報>

球場の広さ両翼98m、中堅122m
収容人数収容人数3,512名
入場料平日:1,000円
休日:1,500円
※子どもはいずれも500円
アクセス・JR東北本線利府駅より徒歩20分
・約600台の無料駐車場(利府町中央公園)

東京ヤクルトスワローズ(ヤクルト戸田球場)

土手からのヤクルト戸田球場

ヤクルト戸田球場は河川敷に位置していますので、球場沿いの土手から試合を一望する事が可能です。

あえて用意された座席ではなく、土手でピクニックを楽しみながら観戦するのもおすすめです。

<ヤクルト戸田球場の基本情報>

球場の広さ両翼100m、中堅122m
収容人数250席
入場料・S指定席:平日1,300円、休日1,500円
・1塁側ブルペン席:平日1,000円、休日1,200円
・外野席:平日800円、休日1,000円
アクセスJR埼京線・武蔵野線「武蔵浦和駅」よりバス

ヤクルト戸田球場については以下の記事で詳細に解説しています。

実際に行った際のレポートですので、ぜひ合わせてご覧ください。

埼玉西武ライオンズ(CAR3219フィールド)

カーミニーク全景

CAR3219(カーミニーク)フィールドは埼玉西武ライオンズの一軍本拠地であるベルーナドームの真横に位置します。

2020年に改修された新しい球場です。

<CAR3219フィールドの基本情報>

球場の広さ両翼100m、中堅122m
収容人数240席
入場料指定席:2,500円
※ファンクラブ割引あり
アクセス西武線「西武球場前駅」下車すぐ

千葉ロッテマリーンズ(ロッテ浦和球場)

ロッテ浦和球場

ロッテ浦和球場は観客席は用意されているものの、スタンドが設置されているわけではなく、小高い土盛りに長椅子が設置されているに過ぎません。

スタンドではないので、グラウンドを見下ろす形での観戦は出来ませんが、フィールドシートのようにグラウンド目線での観戦が可能です、選手との距離が非常に近いのが特徴です。

<ロッテ浦和球場の基本情報>

球場の広さ両翼96m、中堅122m
収容人数300人
入場料無料
アクセスJR埼京線・武蔵野線「武蔵浦和駅」から徒歩10分

以下の記事は実際にロッテ浦和球場で観戦した際のレポートです。

ぜひ合わせてご覧ください。

読売ジャイアンツ(読売ジャイアンツ球場)

二軍本拠地の中では収容数は多く、スタンドもしっかりとした作りになっています。

遊園地「よみうりランド」の中に位置する球場で、京王よみうりランド駅から遊園地入り口までのゴンドラからは球場を一望することも出来ます。(少し遠いですが)

読売ジャイアンツ球場は座席数は多いものの、人気も高く、土日祝日は満員近くになることも多いです。

<読売ジャイアンツ球場の基本情報>

球場の広さ両翼97.6m、中堅121.9m
収容人数4,000人
入場料大人1100円、子ども(小中高生)400円
アクセス・京王よみうりランド駅から徒歩10分
・球場駐車場(1,000円)

横浜DeNAベイスターズ(横須賀スタジアム)

横須賀スタジアムは二軍球場の中では非常に整備された球場です。

二軍球場には売店が存在しないことも多いですが、横須賀スタジアムは売店も充実しており、二軍観戦デビューにはオススメな球場です。

<横須賀スタジアムの基本情報>

球場の広さ両翼98m、中堅122m
収容人数5,000席
入場料大人1,000円、子ども500円
アクセス・京浜急行「追浜駅」から徒歩約15分
・京急バス「京急Lウイング前」下車徒歩2分

北海道日本ハムファイターズ(ファイターズ鎌ヶ谷スタジアム)

鎌ヶ谷スタジアム

日ハムの一軍本拠地はご存知の通り北海道ですが、二軍の本拠地は千葉県鎌ヶ谷に存在します。

ファイターズは一軍と二軍の本拠地が最も離れた球団です。

<ファイターズ鎌ヶ谷スタジアムの基本情報>

球場の広さ両翼100m中堅122m
収容人数2,400人
入場料座席による
※平日であれば2,000円~1,000円程度
※土日祝日は2,500円~1,500円程度
アクセス・東武アーバンパークライン鎌ヶ谷駅からシャトルバス(徒歩なら30分)
・駐車場300台(1,000円)

ファイターズ鎌ヶ谷スタジアムは二軍球場でありながらファンサービスに力を入れており、球団マスコットの登場や観客によるヒーローインタビューなどのサービスが特徴です。

鎌ヶ谷は関東在住のファイターズファンが集まるため、二軍球場の中では比較的混雑します。

オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ(HARD OFF ECOスタジアム新潟)

イースタンリーグに新規参入したオイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブの本拠地は、一軍球場にも匹敵する収容人数を誇ります。

<HARD OFF ECOスタジアム新潟の基本情報>

球場の広さ両翼100m、中堅122m
収容人数収容人数30,000名
アクセス・新潟駅からバス約20分
・新潟中央I.Cから車で約5分

くふうハヤテベンチャーズ静岡(清水庵原球場)

2024年からウエスタンリーグに参入するくふうハヤテベンチャーズ静岡は、他球団のファームにも負けない施設を有しています。

収容人数10,000人はファームの中では上位です。

清水庵原球場は2024年から地元のイナバ食品が命名権を取得し、「ちゅ~るスタジアム清水」の愛称となっています。

<清水庵原球場の基本情報>

球場の広さ両翼100m、中堅122m
収容人数収容人数10,000名
アクセス・清水いはらICより車で約2分
・JR東海清水駅からバスで約20分
※プロ野球参入に合わせて、シャトルバスの運行や駐車場拡充を検討中

中日ドラゴンズ(ナゴヤ球場)

ナゴヤ球場は1996年まで中日ドラゴンズの一軍本拠地であったこともあり、収容人数は4,495人と大きめです。

ナイター設備も整備されており、また、試合開催時には売店もオープンします。

二軍球場の中では整った球場と言えるでしょう。

<ナゴヤ球場の基本情報>

球場の広さ両翼96m、中堅122m
収容人数4,495人
入場料大人1,000円、子ども300円
※前売券割引あり
アクセス・JR「名古屋」駅より東海道本線「尾頭橋」駅下車徒歩約10分
・名鉄「名古屋」駅より名鉄名古屋本線「山王」駅下車徒歩約10

オリックス・バファローズ(杉本商事バファローズスタジアム舞洲)

2016年に完成した比較的新しい球場です。

一塁側ベンチとブルペンの間に「ファンサービスゾーン」が設定されており、選手とのハイタッチなど、選手と触れ合えるサービスが特徴の1つです。

<杉本商事バファローズスタジアム舞洲の基本情報>

球場の広さ両100m、中堅122m
収容人数500人
入場料大人1,000円、子ども500円
アクセス・JR環状線・阪神なんば線「西九条駅」からバス(大阪シティバス) 約35分
・JRゆめ咲線「桜島駅」からバス(北港観光バス) 約15分
・大阪市営地下鉄中央線「コスモスクエア駅」からバス(北港観光バス) 約20分
・駐車場あり(1,200円)

なお、杉本商事バファローズスタジアム舞洲の他に収容人数10,000人を誇る舞洲ベースボールスタジアムが併設されています。

こちらは高校野球大阪大会など、アマチュア野球を中心に使用されています。

阪神タイガース(阪神鳴尾浜球場)

阪神タイガースの一軍本拠地である阪神甲子園球場からそう遠くない位置に存在します。

タイガースの人気の割に収容人数が500人と少ないため、阪神鳴尾浜球場では土日祝日には入場規制が敷かれるケースが稀にあるので注意です。

<阪神鳴尾浜球場の基本情報>

球場の広さ両翼96m、中堅120m
収容人数500人
入場料無料
アクセス甲子園駅からバス

広島東洋カープ(広島東洋カープ由宇練習場)

収容人数は3,500人とされているものの、その座席は全席芝生席なので、シートや折りたたみ式の椅子を用意しましょう。

名前の通り「練習場」であり、試合をすることよりも練習をすることに重きが置かれています。

そのため、通常の球場よりもファールゾーンが非常に広く、観客席からフェアグラウンドは少し遠く感じるかもしれません。

また、グラウンド面積も広く、その大きさは従来北海道日本ハムファイターズの本拠地であった札幌ドームを上回ります。

<広島東洋カープ由宇練習場の基本情報>

球場の広さ両翼100m、中堅122m
収容人数3,500人
入場料無料
アクセス・JR西日本山陽本線由宇駅から岩国市営由宇バス
「笠塚カープ練習場前」行きで終点下車
・駐車場(800円)

まさに山奥の球場であり、近くに食料を調達出来る店はありません。

遅くとも駅周辺などで事前に用意しておきましょう。

山奥の「練習場」として作られている由宇練習場は一軍では絶対に感じられない独特な雰囲気があります。

少し不便ではありますが、一度は訪ねてみたい球場です。

福岡ソフトバンクホークス(HAWKSベースボールパーク筑後)

ホークスの二軍といえば「雁ノ巣」というイメージの方もいるかもしれません。

HAWKSベースボールパーク筑後は2016年に開場した新しい球場なのです。

新しい球場なので施設は充実しており、1,000円で施設見学ツアー(グラウンド、ベンチ、室内練習場など)にも参加が可能です。

<HAWKSベースボールパーク筑後の基本情報>

球場の広さ両翼100m、中堅122m
収容人数3,113人
入場料座席により料金設定は異なる
※料金は2,000円~1,000円程度
アクセス九州新幹線・JR鹿児島本線「筑後船小屋」駅下車徒歩5分

プロ野球二軍球場まとめ

一言に二軍の球場と言っても、その雰囲気は球場によって全く異なることが分かっていただけたかと思います。

入場無料の球場、施設は整備されていて入場料金が必要な球場、様々ですね。

二軍球場に共通した特徴はとにかく選手との距離が近い点。

サインを貰えることも多いです。

まだ二軍で会えるうちに、未来のスター選手を見に行ってみてはいかがでしょうか。

以下の記事では二軍について詳細をまとめています。

こちらの記事もぜひ合わせてご覧ください。

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