当記事は北海道日本ハムファイターズの二軍本拠地・ファイターズ鎌ヶ谷スタジアムのレポートです。
2023年7月29日(土)にオリックスとのファーム交流戦が開催されたので、観戦してきました。
当記事が鎌ヶ谷スタジアムでの観戦の参考になれば嬉しいです。
ファイターズ鎌ヶ谷スタジアムの概要
日ハムの一軍本拠地はご存知の通り北海道ですが、二軍の本拠地は千葉県鎌ヶ谷に存在します。
ファイターズは一軍と二軍の本拠地が最も離れた球団です。
<ファイターズ鎌ヶ谷スタジアムの基本情報>
球場の広さ | 両翼100m中堅122m |
収容人数 | 2,400人 |
入場料 | 座席による ※平日であれば2,000円~1,000円程度 ※土日祝日は2,500円~1,500円程度 |
ファイターズ鎌ヶ谷スタジアムは二軍球場でありながらファンサービスに力を入れており、球団マスコットの登場や観客によるヒーローインタビューなどのサービスが特徴です。
鎌ヶ谷は関東在住のファイターズファンが集まるため、二軍球場の中では比較的混雑します。
映像演出も可能なバックスクリーンも設置されており、二軍球場の中では豪華です。
ファイターズ鎌ヶ谷スタジアムへのアクセス
鎌ヶ谷スタジアムは二軍球場ということもあり、アクセスは不便です。
公共交通機関を利用する場合、以下のルートが選択肢となります。
- 東武アーバンパークライン・鎌ヶ谷駅からシャトルバス(約10分)
※シャトルバスは試合日のみ(片道100円) - JR市川大野駅からタクシー(約15分)
- JR西船橋駅から路線バス(約40分)
- JR船橋法典駅から路線バス(約20分)
時刻表などの詳細は公式サイトをご覧ください。
ちなみに敷地内には駐車場も用意されています。
筆者が訪問した日は土曜日の交流戦ということもあり、球場の開場時間(11時半)頃には駐車場もほぼ埋まっているように見えました。
車を利用するかたは、できるだけ早めに来場するのが良いでしょう。
なお、最も近い駅は東武アーバンパークラインの鎌ヶ谷駅で、徒歩なら30分程度の距離です。
実際に歩いてみましたが、日陰が多く、8月の真夏日でも楽に歩くことができました。
住宅街を抜けた後は木々の間を進んでいくだけなので、涼しくて歩きやすいルートです。
大人だけなら鎌ヶ谷駅からの徒歩ルートはありだと思います。
※鎌ヶ谷駅周辺は渋滞が多くバスの遅延も多いようです。特にこの日は鎌ヶ谷祭と被っていたこともありバスが大幅遅延していたようで、結果的に徒歩で正解でした。
鎌ヶ谷スタジアムの座席紹介
鎌ヶ谷スタジアムには以下のような座席が用意されています。
- プレミアムシート・・背もたれ、机付きのバックネット裏中段の座席
- 屋根付きシート・・屋根が設置されたバックネット裏最後列の座席
- バックネット裏S指定席・・バックネット裏最前
- バックネット裏A指定席・・バックネット裏下段
- 内野A指定席・・一三塁内野席の下段
- 内野自由席・・一三塁、バックネット裏の上段
- ファミリーシート・・5人1組のボックス席
客席はそれほど広くないため、どの座席でもグラウンドとの距離は近く見えます。
座席は地方球場に近い作りで、ほとんど屋根も背もたれもありません。
二軍戦は基本的にデーゲームで炎天下にさらされることになりますので、熱中症にはお気をつけください。
座席からの見え方
座席からの見え方を、写真でご確認ください。
以下は三塁側自由席の最上段から撮影した様子です。
以下は一塁側内野自由席の最上段から撮影した様子です。
以下がバックネット裏の様子です。
最上段からでも、一軍本拠地に比べるとかなり近いのが分かるのではないでしょうか。
前列なら選手の表情もはっきりわかりますし、素振りの音まで聞こえてきます。
座席の様子(屋根・机)
鎌ヶ谷スタジアムには屋根付きシートやプレミアムシート(机つき)も用意されています。
ただ、あくまでも簡易的な作りにすぎませんので、期待のし過ぎには注意です。
以下が屋根付きシートの様子です。
無いよりは当然あったほうが良いのですが、正直少々頼りないです。
正午あたりの日差しはしっかりしのげるものの、西日や雨対策にはなりませんのでご注意ください。
プレミアムシートは以下のようになっています。
鎌ヶ谷グルメを座席で堪能したいかたにはありかもしれませんね。
【写真で紹介】鎌ヶ谷スタジアムの球場施設
ここからは鎌ヶ谷スタジアムの球場施設について紹介します。
鎌ヶ谷スタジアムは二軍球場の中では充実した施設を持っています。
写真もふんだんに使用して紹介しますので、参考になれば嬉しいです。
グッズ売り場
グッズ売り場は球場正面にオープンしています。
ファイターズグッズや、鎌ヶ谷限定グッズ(鎌ヶ谷マスコットのカビー君グッズ等)が並んでいます。
決して大きなお店ではなく、品ぞろえも限られてはいますが、ファイターズファンなら楽しめる空間だと感じました。
※ビジターグッズも置いてはいましたが、棚1つ分のお気持ち程度でした
球場グルメ
鎌ヶ谷スタジアムは球場グルメにも力を入れています。
店舗の数は多くはありませんが、焼きそばやカレーをはじめ、「球場グルメ」がしっかり用意されています。
筆者もビール(600円)と鎌スタドッグ(500円)をいただきました。
一軍球場に比べると値段はリーズナブルです。
味も美味しかったです。
なお、球場外周にもキッチンカーが並んでいます。
早く到着した方はこちらで腹ごしらえもありですね。
この日はバファローズとのファーム交流戦ということもあり、ベルちゃんがかき氷を買っていました(笑)
なお、球場内には自販機も設置されています。
値段も球場料金ではなく、通常料金で販売されており、良心的でした。
スポーツドリンクも置かれてますので、しっかりと水分補給しましょう。
球場周辺の様子
その他の球場周辺の様子です。
球場正面には広場があります。
この日は夏休み期間ということもあり、子ども向けのアトラクションも置かれていました。
球場外周からは、実は球場内を覗くことができます。
開場前には外野側エリアから練習の様子を覗く方もいました。(試合を場外から観戦することは禁止されています)
一塁側(ビジター側)のブルペンは、場外から様子をうかがうことができます。
運が良ければ投球練習を見ることもできますが、邪魔にならないように気を付けましょう。
鎌ヶ谷スタジアムでサインは貰えるか?
二軍球場の醍醐味といえば、やはり選手との交流ではないでしょうか。
一軍に比べると選手との距離感が近く、サインも貰いやすいです。
鎌ヶ谷スタジアムはグラウンドとスタンドの距離は離れているので、球場内でサインを貰うのは難しいです。
一方で、球場入りや試合終わりにはチャンスはあります。
以下、ファイターズとビジターで分けて紹介します。
ファイターズ選手のサイン
こちらはファンのサインに応じる井口選手です。
このように、ファイターズ選手は三塁側の球場外周で会うことができます。
選手寮方面から球場に向かうルートに、以下のように柵が設置されています。
この柵の付近で選手が通りかかるのを待ちます。
あくまでも目安ですが、選手の通る時間帯です。
※以下は13時試合開始の日の動きです。
- 練習入り:9時台?(10時時点では練習していました)
- 練習終わり、試合入り:11時台
- 試合終わり:試合終了後
ビジター選手のサイン
こちらはファンのサインに応じる福田選手です。
ビジター選手も、球場入りと試合後にサイン等に応じてくれる場合があります。
一塁側に以下のようなビジター選手の出入口があります。
この入口と選手バスへの移動のタイミングをファンは狙うのです。
※この日は鎌ヶ谷では珍しく、バファローズの交流戦が開催されたので、ファンの数も多かったです。
あくまでも目安ですが、ビジター選手の通る時間帯です。
※以下は13時試合開始の日の動きです。
- 球場入り:10時過ぎ
- 試合終わり:試合終了後
試合終了後は多くのファンが集まってきますので、どうしても前方を陣取りたい方は、少し早めにスタンバイするのがよさそうです。
鎌ヶ谷スタジアムの感想
36度の真夏日のデーゲームで、正直疲れました(笑)
試合は3-3の延長引き分けで、猛暑にも負けない熱戦を見せてもらいました。
これまで多くの球場、二軍球場を見てきましたが、鎌ヶ谷スタジアムは特にファンサービスに力を入れていると感じました。
- マスコットキャラクター・カビー君のお出迎え
- ベースランニングイベント
- 選手色紙(ビジターも含む)が貰えるカラーボール投げ入れ
- イニング間のキツネダンス(スタンドにバファローベルとカビー君)
- イニング間のジンギスカンダンス
- 鎌ヶ谷名物、5回終わりのラジオ体操
試合後には鎌ヶ谷駅から2駅、船橋温泉湯楽の里にて体を癒し、ゆっくり帰りました(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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