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【球場紹介】神宮球場に行ってみた!座席・設備・飲食物をレビュー!

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神宮球場

神宮球場(正式名称:明治神宮野球場)は東京ヤクルトスワローズの一軍本拠地です。

開場は1926年と甲子園(1924年開場)に続いて現存する野球場では2番目の歴史を持ちます。

当記事では、神宮球場を訪れた際の球場レビューです。

神宮球場訪問の参考になれば嬉しいです。

当記事は過去複数回訪問している際の情報を組み合わせて執筆・加筆修正しています。

目次

神宮球場の基本情報

神宮球場ナイター

まずは簡単に神宮球場の特徴とアクセスをご紹介します。

球場の特徴

<神宮球場の基本情報>

正式名称明治神宮野球場
所在地東京都新宿区霞ヶ丘町3-1(神宮外苑内)
開場1926年10月23日(大正15年)
収容人数公式表記30,969席
※資料により31,800〜35,650席まで幅あり(立ち見・仮設席を含む場合)
球場サイズ両翼97.5 m/中堅120 m・左右中間112.3 m、外野フェンス高3.3 m
グラウンド人工芝

開場は大正時代と、現存するプロ野球球場では甲子園に次いで2番目に古い歴史を持ちます。

1934年の日米親善試合では、あのベーブ・ルースがプレーした球場のひとつでもあります。

甲子園は当初は陸上競技場も兼ねていたので、「野球専用グラウンド」という観点では日本最古の球場とも言えます

高校野球、大学野球を中心に学生野球でも使用されており、特に東京六大学野球は人気です。

歴史ある球場である一方、神宮球場が位置する神宮外苑地区は再開発計画が進んでいます。

計画では2032年には新神宮球場が建設され、2036年には元神宮球場は解体の予定となっています。

詳細はこちら→神宮外苑地区まちづくり

やや年季の入った古き良き神宮球場で観戦ができるのも、残りわずかなのかもしれません…

アクセス

新宿区の神宮外苑内に位置する神宮球場は、全国屈指のアクセスのしやすさを誇ります。

神宮球場へのアクセス
  • 東京メトロ銀座線「外苑前」駅 3番出口 徒歩約5分
  • JR中央・総武線「信濃町」駅 徒歩約12分
  • 都営地下鉄大江戸線「国立競技場」駅 A2出口 徒歩約12分
  • JR中央・総武線「千駄ヶ谷」駅 徒歩約15分
  • 東京メトロ銀座線・半蔵門線/都営大江戸線「青山一丁目」駅 1番出口 徒歩約15分
  • 都営バス停「霞ヶ丘」「明治公園前」ほか 球場まで徒歩7〜10分

まさに都心の球場ですので、選択肢は多いです。

一方で、専用駐車場はなく、周辺の有料駐車場も試合日は埋まりがちなので、公共交通機関の利用が推奨されています。

神宮球場の座席の様子・見え方

ここからは神宮球場の座席の様子を、実際の写真付きで紹介します。

筆者の観戦が外野中心ということもあり、内野の情報は多くありませんがご了承ください。

外野前方(外野A指定席)

こちらは外野の前方の席(外野A指定席)からのグラウンドの見え方です。

グラウンドが近く、ホームランが飛び込んでくることも多い臨場感のある座席です。

外野ということもあり応援団も近いので、応援に熱量がこもっているのも特徴です。

神宮球場外野Aからの見え方

残念だったのが座席の作りです。

神宮球場外野A席
外野A指定席メモ
  • 背もたれとドリンクホルダーはあるので、外野上段に比べると高額
  • 一方で、隣との感覚が狭い(特にレフト側(ビジター側))
  • 普通の大人同士であっても肩が触れ合う距離感
  • 前後の間隔も狭いので、通路に出る時は一苦労
  • 前後の段差も高低差が小さいので、前の人が高身長だと視界を遮られる
  • 外野エリアで立って応援することが普通なので、前の大人が立つと子どもはまず見えない

また、最前列にも柵とフェンスがありますので、「グラウンドが目の前」という感覚は持ちづらい座席です。

神宮球場外野最前列

ネガティブなコメント中心になってしまいましたが、正直こちらの座席はおすすめしません。

「ホームランボールが取りたい…!」等のこだわりがなければ、基本的には内野や外野上段をおすすめします。

外野上段(外野B指定席)

こちらは外野の最上段(Xブロック)から撮影した様子です。

見晴らしがよく、観戦しやすいエリアです。

神宮球場外野Bからの見え方

応援団も近いので、応援の迫力を感じられます。

神宮球場の応援団位置
  • スワローズ:G、Hブロック付近
  • ビジター:T、Uブロック付近

※ビジターエリアの設定等に応じて、試合によって変わる可能性があります。

ちなみに座席は背もたれのない、簡易な造りです。

見ての通り、左右の間隔は確保されていますので、肩が触れ合うほどではありません。

神宮球場外野上段

値段も比較的安いので、外野で観戦するなら個人的には上段をおすすめしたいです。

外野ボックス席(SEDIAシート)

人気の席種なのでチケットを確保するのが大変ですが、神宮球場にはボックス席もあります。

こんな感じで自分たちの空間として楽しめるので、空いていればぜひ狙いたい座席です。

SEDIAシート

最上段に位置するボックス席は、見晴らしも抜群です。

SEDIAシート眺め

内野上段

内野にも様々な席種が用意されています。

最もスタンダードな内野の上段付近からの景色がこちらです。

バッターボックスは外野よりも近いので、やはり見やすいですね。

神宮球場の内野席からの眺め

ちなみに神宮球場には屋根がほとんどありませんので、陽射しや雨対策は必須です。

こちらは外野からバックネット裏の様子を撮影したものですが、バックネット裏ですら、一部しか屋根がかかっていないのです。

神宮球場の日陰

神宮球場のグルメ事情

プロ野球観戦と言えば球場グルメ、というイメージの方も多いのではないでしょうか。

近年はほとんどの球場で選手とのコラボメニューが売られるなど、球場側もグルメには力を入れています。

球場グルメを堪能できる

神宮球場でビール

神宮球場でも、選手プロデュースのお弁当やドリンク等、様々なメニューが用意されています。

神宮球場のグルメサイトはこちら→神宮球場公式サイト

せっかくなので、私もいたるところで宣伝されていた「じんカラ」を購入。

醤油と塩味が用意されており、外はサクサク中はジューシーな満足度の高い唐揚げです。

5個750円と安くはないですが、アルコールのお供にも最適です。(↓の写真は9個入り)

じんから

暑い時期には選手コラボのドリンクやかき氷、アイスクリームも欠かせません。

サーティワンアイスクリームでは、球場によくあるヘルメットアイスも売られていました。

今回は他球場では見ることができないであろう「つば九郎のたまごアイス」を購入しました。

アイス

持ち込みOK!節約するなら外で調達

球場グルメは見ているだけでも楽しいくらいメニューも豊富なのですが、正直高いです。

あらゆるものが「球場価格」で、自販機の500mlの飲み物が350円したりします。。。

チケット代も高騰している中、できるだけ節約したいという方は、外で飲食物を用意してしまいましょう。

缶やビンの持ち込みはできませんが、食べ物やペットボトル飲料の持ち込みは認められています。

コンビニやスーパーで仕入れて持ち込んで節約するのも賢い選択肢と言えます。

神宮球場の施設

ここからは、神宮球場の施設について紹介します。

グラウンドの様子

長い間プロ野球を支えてきた神宮球場のグラウンドは、趣ある雰囲気で美しいです。

高層ビルや国立競技場が見えるという周辺の環境も、この球場ならではです。

初めて神宮球場で観戦したときは「テレビで見ていた景色だ!」と興奮したことを覚えています。

ブルペンがファウルゾーンにあるというのも、まるで地方球場のようで良いですよね。

ブルペンで用意する選手の様子を観察しながら、試合展開を予想するのも楽しいです。

球場外周の様子

神宮球場は球場外周の散策もおすすめです。

選手コラボメニューのキッチンカーも出ており、球場内部よりは空いています。

神宮球場キッチンカー

ビジターグッズのショップも並びます。

こちらはオリックスグッズショップの様子です。(オリックス戦開催時)

ビジターグッズオリックス

こちらは巨人のグッズショップです。(巨人戦開催時)

ビジターグッズ巨人

スワローズのグッズは複数個所で売られています。

テント形式のものと店舗を構えている場所もあります。

スワローズショップ

信濃町駅や国立競技場方面から向かうルートの途中には、可愛らしい「つば九郎のお家」もありました。

以前は中も見学できましたが、2025年は終了していました

つば九郎の家

チケット売り場もあります。

当日券が残っていれば、フラっと立ち寄って観戦することもできます。

神宮球場チケット売り場

なお、神宮球場の周囲はこのような通路になっています。

古き良き球場の雰囲気です。

神宮球場外周

球場正面は記念写真を撮っておきたいベストスポットです。

ドラマや漫画などで、このアングルで描かれる神宮球場を見たことがある気もします。

神宮球場

ちなみに外野側(バックスクリーン裏)はこんな感じになっています。

こちらの「顔」も良い感じです。

神宮球場外野側

球場内部の様子

古い球場なので仕方ないとはいえ、正直神宮球場の内部は狭いです。

まずは球場入り口の様子です。

入り口では手荷物検査とチケットを確認してもらい、入場します。

神宮球場入り口の様子

入場した後の球場コンコースの様子はこんな感じです。

神宮球場コンコース

球場グルメは大人気で、多くのお店に行列ができています。

お店に並ぶ人と、通行人でごった返すので、通路を通るだけで一苦労です。

神宮球場コンコース

5回のイニング終わり(一番混むタイミング)では、スタンドとコンコースを繋ぐ通路がこんな感じでした。

男子トイレにも行列ができる珍しい光景でした。

神宮球場内通路

ちなみにバックスクリーンの真下にも通路があり、真下から見上げるバックスクリーンは迫力満点でした。

神宮球場バックスクリーン

神宮球場 まとめ

夜の神宮球場

改修が進んでいる他球場と比べると、やはり古さは感じる神宮球場です。

ただそれは歴史の裏返しであり、「古き良き球場」といえる素敵な空間でした。

移転も計画されており、この神宮球場で観戦できるのもそう長くないのかもしれません。

ぜひ、今のうちに神宮球場での観戦を楽しんでみてください。

当記事が観戦の参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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