ベイスターズ練習施設「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」(通称:DOCK)に2025年6月に訪問しました。
当記事は、その時の様子と合わせてDOCKについて紹介します。
DOCKの基本情報

DOCKは2019年にベイスターズの育成施設としてオープンした、比較的新しい施設です。
ベイスターズ本拠地の横浜スタジアム仕様の人工芝が採用されており、一軍球場と同じ打球感で調整可能です。
<DOCKの基本情報>
所在地 | 神奈川県横須賀市夏島町 2-2(追浜公園内、横須賀スタジアムのすぐ隣) |
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オープン | 2019年7月 |
主な施設 | 屋外練習グラウンド:横浜スタジアムと同一の人工芝・寸法(両翼 94.2 m/中堅 117.7 m)と外野フェンスを再現 屋外ブルペン・サブグラウンド・坂路 屋内練習場:高さ約22 m、全天候対応 選手寮「青星寮」(クラブハウス・食堂・トレーニングエリア併設) |
見学可能エリア | 屋外施設は見学可能(1塁側フェンス外に100名程度のひな壇ベンチ。施設内部は非公開。ファンサービス・出待ち禁止) |
アクセス | 京急本線 追浜駅 から徒歩約20–21 分 京急バス「室ノ木」または「京急Lウイング前」下車 徒歩5–10 分 駐車場:DOCK専用なし。追浜公園駐車場(約120台)を利用可だが台数に注意 |
料金 | 見学無料 |
利用チーム | 横浜DeNAベイスターズ ファーム(2軍・育成選手)およびリハビリ/若手強化プログラム |
「DOCK」とは「船渠(せんきょ)」の言葉に由来しています。
船渠とは、船の建造などのために築造された施設であり、造船の町・横須賀の象徴にちなみ、「若手をここで“建造”し、大海原(=一軍舞台)へ送り出す」という願いを込めて命名されています。
横須賀スタジアムに隣接することで二軍本拠地の「ワンストップ化」を実現しており、試合⇔トレーニングの移動負担が大幅に軽減され、選手の育成効率を高めています。
DOCKを見学!実際の様子

DOCKは自由に見学ができますので、気軽に立ち寄ることができます。
一塁側のフェンス外に見学用のエリアが用意されており、座って練習の様子を眺めることができました。
こんな感じでひな壇が用意されており、屋外ブルペンは特に近いです。

この日は平日ということもあり、ガラガラでした。
休日の気候の良い日はファームの試合前後はベイスターズファンで賑わうそうです。
こんな感じで歩道が整備されており、フラッと散歩するにもおすすめです。
横須賀スタジアムで試合がある日は試合前後にファームの選手が使用する可能性は高いので、ファーム試合日を狙うのが良いでしょう。

すぐ横には選手寮や屋内練習場も隣接していますが、こちらは原則見学はできません。
(ベイスターズのYoutubeやバウアーのYoutubeで見たことある景色がチラホラ…笑)




選手施設なので、路上で選手に遭遇することもあります。
しかしながらDOCKでは出待ちや差し入れは禁止されており、選手もファンサービスはできませんので注意しましょう。
DOCKの公式サイト上でも「DOCKでは即席サイン会等は一切行いません」と明記されています。

自動販売機もDOCK仕様でした。
こういった些細な遊び心が良いですよね。

横須賀スタジアムとセットの訪問が基本
DOCKはベイスターズ二軍本拠地の横須賀スタジアムに隣接しています。
ファームの試合日であればDOCKもほぼ確実に使用されますので、DOCKと横須賀スタジアムは基本的にセットで訪問するのが良いでしょう。

DOCKでは禁止されているファンサービスも横須賀スタジアムの敷地内なら応じてくれることもあります。
DOCKでの練習見学からの二軍戦ハシゴ、ぜひ訪問してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。