千葉ロッテマリーンズといえば、佐々木朗希望を筆頭に有望な若手を数多く獲得しています。
スーパースター候補を見るため、ロッテの二軍球場であるロッテ浦和球場に関心がある方も多いのではないでしょうか。
一方で、二軍の球場情報は一軍に比べて少なく、少々不安ですよね。
当記事では、ロッテ浦和球場について、アクセス、球場施設のご紹介、選手との距離感などを写真付きでお伝えします。
管理人自身が2019年8月に観戦した、ロッテVS西武の二軍戦の情報をもとに執筆しています。参考になれば幸いです。
野球観戦歴20年超の野球オタクで、元球場職員の経歴を持ちます。
愛読書は公認野球規則で、野球のルール解説も得意としています。
ロッテ浦和球場までのアクセス
ロッテ浦和球場は埼玉県に位置します。
最寄駅はJR武蔵野線、埼京線の武蔵浦和駅です。
駅から徒歩10分ほどで到着します。
武蔵浦和東口から出発です。

都内に比べると田舎ですが、駅周辺にはコンビニやマクドナルド、吉野家、CoCo壱など飲食店もありますので、先に食料を調達しておきましょう。
東口を出ると高架を右手に見ながら真っ直ぐ進みます。
しばらくは高架沿いに進みます。

ひたすら進みます。

ロッテ浦和球場は高架をくぐった反対側に位置しますので、どこかの曲がり角で高架をくぐりましょう。
管理人はいつもこのオレンジのパチンコ屋を目印に曲がります。

高架下をくぐると、ロッテの工場が見えてきます。
ここを左に曲がると、球場はすぐそこです。

赤い鉄塔の向こう側にロッテ浦和球場は位置します。

高いネットが目印になりますね。


ロッテ浦和球場の球場施設
球場施設を写真付きでご紹介します。
球場入り口、入場料は無料
球場入り口はこんな感じです。

プロ野球の球場とは思えないほどシンプルですね。
入場無料なのでチケットは不要です。
入り口は開放されており、いつでも自由に入場可能です。
座席は若干数しか用意が無い
座席は一三塁合わせて300席程度(三塁側約200席、一塁側約100席)と限られているため、混雑には注意です。
立ち見や、試合が見れない可能性もあります。
屋根もありませんので、日差しや対策は十分に整えましょう。
三塁側がロッテ、一塁側がビジターチームとなります。
なお、外野席はありません。
三塁側(ロッテ側)の座席
入り口に入ってすぐの座席が三塁側です。
座席はこの通り椅子が並んでいるだけです。この座席が全部で4列用意されています。

写真は8月の平日10時半頃です(13時試合開始)。
夏休みシーズンですが平日なので、この時点では座席にはゆとりがありますね。
試合開始30分前頃から人が増え始め、試合開始には立ち見もチラホラ現れ始めます。
※日程、出場選手によっては開場と同時に満席になる可能性もありますので、出来るだけ早めに到着しましょう。
グラウンドとの間にはフェンスがありますが、距離は非常に近いです。


一塁側(ビジター側)の座席
一塁側の座席へは、一度球場を出て別の入り口から入場する必要があります。
一塁側の入り口は試合の2時間前に開放されるのが一般的です。
※一塁側入り口

座席の作りは三塁側と同様ですが、三塁側よりも1列少ない3列のつくりとなっており、座席数は少なめです。

同じく8月の平日、11時でこのくらいの混雑度です。
試合開始30分前頃から人が増え始め、試合開始には立ち見もチラホラ現れ始めます。
※日程、出場選手によっては開場と同時に満席になる可能性もありますので、出来るだけ早めに到着しましょう。
こちらもグラウンドとの間にフェンスはありますが、三塁側よりもさらに内野に近いため、チームにこだわりが無く、より近くで観戦したい方へは一塁側をオススメします。

周辺施設(自販機、トイレ)
ロッテ浦和球場にはいわゆる球場グルメはありません。
武蔵浦和駅などで食事の用意はしておきましょう。
自販機とトイレは用意されてますのでご安心ください。
自販機
自販機は一塁側、三塁側の両方に用意されています。
ただし、スポーツドリンクやお茶は夏場は売り切れてしまっていることも多いので、やはり飲み物も事前に用意しましょう。
三塁側にのみ、ロッテのアイスが購入出来る自販機も用意されていますね。
※三塁側自販機

※一塁側自販機

トイレ
三塁側にはご覧のようなトイレが設置されていますが、一塁側にはいわゆる簡易トイレしかありませんので、トイレの際は三塁側に移動する方が多いです。
※三塁側トイレ

※一塁側簡易トイレ

スコアボード
スコアボードは簡易なものが一つ設置されているだけです。

スタメンなどもスコアボードでは確認出来ません。
入場無料ということもあり、お金のかかっていない施設ですね。
スタメンは三塁側の入り口付近の掲示板に紙で張り出されます。手書きというところが、味があって好評なようです。

なお、ウグイス嬢のアナウンスはありますので、打席の選手は逐一把握出来ます。
ロッテ浦和球場の選手との距離感は?
ロッテ浦和球場の選手との距離は、驚くほど近いです。
選手が目の前を普通に横切る
ロッテ浦和球場では、普通に選手が目の前を横切ります。(写真はロッテ・大谷投手)

特にロッテの選手は選手寮や室内練習場とグラウンドを行き来しますので、球場近辺の路上でも遭遇率は高いです。
サインをもらう事も可能
選手と会話することやサインをもらうことも可能です。
実際に熱心なファンが選手の練習終わりを待ち伏せしています。

ブルペンや練習グラウンドも覗ける
ロッテ浦和球場では、メイングラウンドの他に、三塁側観客席の横に練習用グラウンドも用意されています。
この練習用グラウンドやブルペンもファンが見ることが出来る位置にあるため、一見の価値ありです。
特に練習用グラウンドはファンと選手を隔てるフェンスもありませんので、臨場感を味わえます。
〈練習用グラウンド〉

〈ブルペン〉


なお、球場の真横に屋内練習場も設置されていますが、こちらはファンが中に入ることは出来ません。


ロッテ浦和球場まとめ
- 球場に着く前には食料の調達を
- 座席は少ないがグラウンドとの距離は抜群
- 選手との会話、サインも可能
- 混雑するので到着はお早めに
- 入場料は無料
まさに二軍球場らしい、ファンと選手の距離が近い、良い球場です。
ロッテファンだけでなく、プロ野球ファンなら一度は訪れることをおすすめします!
なお、近隣の球場にヤクルト二軍施設「ヤクルト戸田球場」が存在します。
武蔵浦和駅からバスですぐですので、合わせて行ってみてはいかがでしょうか。