2025年以降、読売ジャイアンツ球場は巨人の三軍(育成選手)施設として使用されています。
1985年の開場以降、2024年までは二軍本拠地として使用されており、思い入れのあるジャイアンツファンは多いのではないでしょうか。
当記事では、巨人の三軍施設、読売ジャイアンツ球場について紹介します。
読売ジャイアンツ球場の概要
まずは読売ジャイアンツ球場の基本情報から紹介します。
基本情報
読売ジャイアンツ球場は1985年にオープンした天然芝球場です。
球場の広さ | センター121.9m、両翼97.6m |
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収容人数 | 約2,600人 |
所在地 | 神奈川県川崎市多摩区菅仙谷4丁目1番6号 |
現在の使用目的
2024年までは読売ジャイアンツ球場は巨人の二軍本拠地として使用されていました。
2025年のジャイアンツタウンスタジアムのオープンに伴い、現在は主に以下の目的で使われています。
- 巨人三軍(育成選手)の練習、試合
- 女子チームの練習、試合
- U15ジュニアユースの練習、試合等
読売ジャイアンツ球場へのアクセス
山の中に位置する読売ジャイアンツ球場のアクセスは正直イマイチです。
- 「京王よみうりランド駅」より、徒歩10分
- 「京王よみうりランド駅」より無料シャトルバス
- ジャイアンツ球場横の立体駐車場
30分300円(当日最大1,500円)
アクセス詳細はこちら→ジャイアンツ公式
徒歩10分と聞くと近いと感じる方もいると思いますが、読売ジャイアンツ球場は山の中ですので、こんなルートを通ることになります。↓



ちょっと廃れた感じも歴史を感じられて良い雰囲気です。
ただし、階段を登り続ける過酷なコースですので、体力に不安な方はおとなしくバスに乗りましょう笑

フラワーパーク「HANA・BIYORI」、温泉施設「花景の湯」の無料シャトルバス利用が認められています。
シャトルバス時刻表→こちら
読売ジャイアンツ球場の座席の様子
読売ジャイアンツ球場の座席はこんな感じです。




正直かなり年季が入っていますが、地方球場のような雰囲気で個人的には好きです。
ほとんどの席に屋根はありませんが、後方の一部の座席には屋根が設置されています。
読売ジャイアンツ球場の雰囲気
二軍球場の中では、比較的観客の多く入る人気球場ですが、それでも一軍に比べると落ち着いた雰囲気の球場です。
特に2025年からは三軍の練習中心ですので、さらにゆったりと見学することができます。
練習は観客席を無料開放している
読売ジャイアンツ球場はイースタンリーグ公式戦は有料ですが、以前から練習は無料公開されていました。
三軍中心となった2025年も、その方針は変わらないようです。
読売ジャイアンツ球場では、今シーズンも、イースタン・リーグ公式戦など有料試合開催日と施設休館日を除く原則毎日、球場観客席での練習見学が無料で可能です。
ジャイアンツ公式HPより
実際に2025年3月、ジャイアンツタウンスタジアム観戦のついでに読売ジャイアンツ球場を覗いたところ、練習が解放されていました。
その時の様子です。

観客もまばらですので、かなりじっくりと見学できました。
必ずしも三軍が練習しているとは限らないので、見学に行くタイミングは難しいですが、ジャイアンツタウンスタジアムに寄ったついでに覗いてみるのはいかがでしょうか。
歴史・伝統を感じる球場の雰囲気
1985年にオープンして以降、巨人の数々のスター選手を輩出してきた球場です。
そこはやはり重み、伝統を感じる雰囲気もありました。
地方球場のような雰囲気もありますが、こうした展示を見ると「巨人の球場なんだな…」と実感させられます。

二軍球場・ジャイアンツタウンスタジアムも近い!

読売ジャイアンツ球場から徒歩15分程度の位置に、新球場のジャイアンツタウンスタジアムがオープンしています。
こちらはまさに「新球場!」と言った雰囲気で、一見の価値ありです。
両方あわせて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。