子連れでのお出かけは、何かと気を遣いますよね。
でもご安心ください。
野球観戦には子どもを連れて観戦している方は多く、中には乳児を連れて応援している方もいます。
子連れの観戦は楽しく、管理人自身も幼い我が子を連れて観戦に行った経験もありますが、一方で、子連れ観戦は気をつけないと危険な体験や不快な思いをする可能性もあります。
当記事では、子連れ観戦の注意事項についてまとめます。
ポイントを把握したうえで、観戦を楽しみましょう。
野球観戦歴20年超の野球オタクで、元球場職員の経歴を持ちます。
愛読書は公認野球規則で、野球のルール解説も得意としています。
プロ野球子連れ観戦 4つの注意事項
子連れのプロ野球観戦を安心して楽しむために注意するポイントは4つです。
- ファールボールに注意
- 野次に注意
- 座席の移動に注意
- 試合は全部は見れない覚悟を
1つずつ解説します。
ファールボールに注意
子連れでなくても注意する必要がありますが、ファールボールによる怪我にはくれぐれも気つけてください。
プロ野球の硬球は本当に硬いので、当たりどころによっては命に関わります。
それだけ危険な場所にいるのだということを意識し、ボールと子どもからは絶対に目を離さないようにしましょう。
子どもと一緒にいると、ファールボールを取りたい気持ちも特に強くなりますが、ボールが欲しい気持ちは抑えて、安全第一に考えたいですね。
野次に注意
意外と盲点なのが、野次についてです。
褒められたことではありませんが、プロ野球では未だに野次が飛ぶことがあります。
かつてのプロ野球に比べると昨今の観戦マナーは大幅に改善された印象を受けますが、「く○ばれ讀賣!」など、汚い言葉を発するファンは残念ながら存在するのです。
汚い野次は、出来れば子どもには聞かせたくないですよね。
外野席よりも内野席の方が観戦態度は落ち着いていますので、野次に遭遇する可能性は内野席の方が低いです。
出来るだけ野次からは子どもを遠ざけたいところですね。
座席の移動に注意
我が子もそうでしたが、多くの子どもは試合中に席でじっとしておくことは不可能です。
管理人が球場職員として勤務していた際も、沢山のお散歩中のお子さんを見てきました。
最初は球場の独特な雰囲気で楽しんでくれますが、子どもは次第に飽きてきます。
飽きてくるとどうなるか。
席を立つことになるんですよね。
何度も席を立って、通路などをお散歩しては座席に戻っての繰り返しです。
繰り返し移動することになるので、座席は通路側の移動しやすい席を選べましょう。
球場の座席は狭いので、中側の座席になると周辺の観客に通路を空けてもらう必要があります。
数回程度の移動であれば問題無いですが、何度も移動するとなるとさすがに迷惑になってしまうので気をつけましょう。
ネット購入なら座席指定できる球場も多いので、ぜひ事前にチケットを入手しておきましょう。
試合は全部は見れない覚悟を
繰り返しになりますが、子どもは飽きます。
試合途中でスタンドから出てお散歩、試合途中で帰ることになるなど・・・
試合を全て見れないことは覚悟しておいた方が良いでしょう。
注意事項を踏まえたオススメの対策
上記注意事項を踏まえて、以下2点の対策を取ることをオススメします。
- 座席はバックネット裏もしくは上段席の通路側
- 子どもが飽きた時の対応を決めておく
ファールボールが飛んでくる可能性が低く、野次も比較的少ないエリアとなると、バックネット裏や上段席に絞られます。
その中でも、移動のしやすい通路側の席が良いでしょう。
また、子どもが飽きてグズッた時にどうするかを考えておきましょう。
- 夫婦で連れて行くなら、どっちが相手をするか
- 帰るのか、お散歩するのか
この辺りを決めておくだけでも、子どもが飽きた時にスムーズに動く事が出来るので、気持ち良く観戦出来ます。
子連れの場合、通常の野球観戦以上に気を遣いますが、これらを意識して快適に観戦していただけると嬉しいです。