【何者？】プロ野球の私設応援団を徹底調査！【ボランティア】

プロ野球では、外野スタンドを中心に応援団が組成されます。

トランペットなどを用いた鳴り物応援は日本プロ野球の特徴の１つですよね。

では、この応援を率いる応援団は一体何者なのでしょうか。

当記事では、応援団について徹底調査します。

私設応援団の役割

まずは応援団の役割を簡単に整理しておきましょう。

プロ野球の応援は応援団がいなくては成立しません。

野球ハカセ

応援歌は球団が作っていると思っていた方もいるのではないでしょうか

応援団と一緒に応援がしたくて、外野スタンドで好んで観戦する方も多いですよね。

私設応援団は何者？

プロ野球の応援に欠かせない応援団ですが、一体何者なのでしょうか。

ここでは、以下の観点で解説します。

• 球団の許可を得た団体
• 基本的にはボランティア
• 複数の団体から構成される

順番にご覧ください。

球団の許可を得た団体

「私設」応援団というくらいですので、応援団は球団公式の団体ではありません。

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応援団は球団の「許可」を得ています

本来、球場のスタンドで鳴り物（トランペットや笛、太鼓）は禁止です。

試合観戦のルールである、試合観戦契約約款にも明記されています。

何人も、主催者の許可を得ることなく、試合観戦に際し、以下の各号の応援行為をしてはならない。
（1） トランペット、太鼓、カネ、笛その他の楽器又はこれに類する物を使用した応援
（2） 応援旗、横断幕等の他の観客の観戦に支障を及ぼす虞のある物を使用した応援
（3） 観客を組織化し又は観客の応援を統率して行われる集団による応援
（4） その他当機構が別途指定した方法による応援

試合観戦契約約款より抜粋

応援団が鳴り物応援や応援旗を使用できるのは、事前に球団の許可を得ているからなのです。

許可を得るだけでなく、応援の方法等も球団と応援団で事前にしっかりと打ち合わせています。

「私設」応援団ではありますが、球団の「公認」団体というわけですね。

基本的にはボランティア

私設応援団を球団職員であると思っていた方も多いのではないでしょうか。

実は私設応援団の大半はボランティアで成り立っています。

普段は会社員の方や、個人経営者、学生、フリーター等、そのバックグラウンドは様々です。

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球場で仲良くなった応援団の方は、学生の方でした！

あくまでもボランティアですので、当然報酬はありません。

それどころか、試合のチケット代や交通費、宿泊代などもご自身で負担しています。

なんとかお金と時間をやり繰りして、応援をリードしてくれているのです（本当に野球、球団、応援が好きじゃないとできないことですね・・）

複数の団体から構成される

外野スタンドは一体となって応援するため、応援団は1球団に1団体と思っている方もいるのではないでしょうか。

実は、プロ野球には様々な応援団が存在します。

外野スタンドでは、複数の応援団が共同で応援していることが一般的なのです。

合併前の球団の流れや、地域など、様々な要因で複数の応援団が生まれているのです。

私設応援団に加入する方法

熱狂的なファンの中には、「応援団に加入したい！」という方もいるでしょう。

各応援団の案内を見る限り、加入するには以下の2パターンが王道です。

• 球場などで応援団のメンバーに声をかける
• 応援団のHP、SNSから希望を出す

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応援団によっては募集フォームを用意している団体もあります。

応援団による面接が行われることが一般的なようです。

面接で合格したうえで、球団にも応援団員として申請される流れですね。

【関連リンク】各球団の応援団

ざっと調査した限りですが、各球団の応援団のサイトやSNSのリンクを掲載しておきます。

応援歌の新曲や、新たな応援パターンが告知されることもありますので、見ていて楽しいですよ。