当記事では、プロ野球の「主催試合」の意味について解説します。
「主催者とホーム球団って必ず一致するの?」
「巨人主催試合ってどういう意味?」
等の疑問解消となれば幸いです。
筆者のプロフィール
野球観戦歴20年超の野球オタクで、元球場職員の経歴を持ちます。
愛読書は公認野球規則で、野球のルール解説も得意としています。
プロ野球における主催者の意味
プロ野球における主催者とは、言葉のとおりその試合を開催する者を指します。
基本的には、その試合のホーム球団と主催者は一致します。
- 主催球団のホーム球場で試合を行うことが一般的
※例:阪神なら甲子園、巨人なら東京ドーム等 - 主催者(ホーム球団)は後攻となる
- チケット収益等、試合の興行収入は原則主催者に入る
- 試合の放映権は主催者が持つ
- 試合開始前の雨天中止の判断は主催者が行う
これはあくまでも一般例ですので、主催者がホーム球場以外で試合を行うケースもあります。(地方球場での主催試合や、阪神が高校野球期間中に京セラドームを使用するケースなどが該当します)
雨天中止についても、試合前の判断は主催者ですが、試合開始後の雨天コールドの判断は審判団となることも覚えておきましょう。
日本シリーズやオールスターゲームの主催者はNPB
基本的には、ホーム球団と主催者は一致します。
ただ、この例外となるのが日本シリーズやオールスターゲームです。
野球ファンが主催者を意識するケースはほとんどありません。
ただし、プロ野球中継サービスと契約する場合等は注意が必要です。
以下、ネット中継サービスと契約する場合の注意点についてまとめます。
【注意】ネット中継サービスと契約する場合
プロ野球中継サービスは、必ずしも全試合を配信しているわけではありません。
「パ・リーグ球団主催試合を全て配信!」のようなサービスは多いですよね。
「パ・リーグ球団主催試合」が対象の場合、セ・リーグ球団主催の交流戦やNPB主催の日本シリーズは見ることができません。
特に、NPB主催の日本シリーズやオールスターゲームまでカバーしているサービスはほとんどありませんので、この点は意識しておきましょう。
当記事がプロ野球の知識を深めるお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。