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【プロ野球三冠王】歴代達成者・達成条件・令和の三冠王の誕生は?

2019年5月1日、平成が終わり令和の時代を迎えます。

時代の節目ということもあり、当記事では歴代の三冠王について振り返ります。

 

筆者のプロフィール

野球観戦歴20年超の野球オタクで、元球場職員の経歴を持ちます。
愛読書は公認野球規則で、野球のルール解説も得意としています。

 

そもそも三冠王とは?達成条件は?

1シーズンで1人の打者が同時に本塁打王、打点王、首位打者を獲得することを指します。

打撃タイトルを総なめにした、最強打者の称号といっても過言ではありません。

なお、セリーグ、パリーグそれぞれで打撃タイトルは選定されるため、1シーズンに最大2名が誕生する可能性があります。

 

歴代三冠王を振り返る。

過去達成は11回。達成者は7名

NPB(日本プロ野球機構)は歴代の記録達成者を公開しています。

歴代三冠王達成者は下表のとおりです。

選手名 球団 年度 打率 本塁打 打点 備考
中島 治康 巨 人 1938 秋 0.361 10 38
野村 克也 南 海 1965 (パ・リーグ) 0.32 42 110
王 貞治 巨 人 1973 (セ・リーグ) 0.355 51 114
王 貞治 巨 人 1974 (セ・リーグ) 0.332 49 107
落合 博満 ロッテ 1982 (パ・リーグ) 0.325 32 99
落合 博満 ロッテ 1985 (パ・リーグ) 0.367 52 146
落合 博満 ロッテ 1986 (パ・リーグ) 0.36 50 116
ブーマー 阪 急 1984 (パ・リーグ) 0.355 37 130
バース 阪 神 1985 (セ・リーグ) 0.35 54 134
バース 阪 神 1986 (セ・リーグ) 0.389 47 109
松中 信彦 ダイエー 2004 (パ・リーグ) 0.358 44 120 本塁打は1位タイ

(NPB 各種記録達成者一覧より)

過去11度、三冠王は誕生しており、達成者は7名です。

最多達成者は落合博満氏で3度の三冠王に輝いています。

また、王貞治氏、バース氏も複数達成です(2度)

長いプロ野球の歴史の中でも、たったのこれだけしか達成されていない記録です。

いかに三冠王を獲得するのが難しいかが分かりますね。

松中信彦氏は平成唯一の三冠王

平成の30年間で三冠王を獲得したのは、2004年の松中信彦氏のみです。

仮に2019年シーズンで三冠王が誕生したとしても、その選手は令和の三冠王という位置づけになります。

そのため、松中氏は「平成唯一の三冠王」と称されます。

令和の三冠王は誕生するのか?三冠王候補は?

それでは、令和時代においては三冠王は誕生するのでしょうか。

2018年までの成績を参考に、令和の三冠王候補を探ってみます。

三冠王を取るための条件は?

周りの選手との兼ねあいも当然ありますが、三冠王を取る上で以下の成績は最低限達成したいところです。

・ホームラン:40~50本

・打点:100~120打点

・打率:3割5分以上

 

三冠王筆頭候補はトリプルスリー達成者のふたり

令和の三冠王筆頭候補となるのは、やはりトリプルスリー達成者である福岡ソフトバンクホークスの柳田選手、東京ヤクルトスワローズの山田選手です。

特に柳田選手は2018年に本塁打36本(2位)、打点102(4位)、打率3割5分2厘(1位)と圧倒的な成績を残しています。

トリプルスリーを達成するほどの能力を持つこの2選手であれば、まだまだ衰える年齢でもないので将来三冠王を獲得する可能性は十分にあると言えるでしょう。

ただし、この2選手については俊足を活かした1番打者を務める可能性もあるため、その場合打点が稼げない可能性があるのが気がかりですね。

 

侍ジャパンで4番を打った選手たちにも三冠王を期待

野球の日本代表である侍ジャパンで4番を打つ選手は、三冠王も期待できると言えるでしょう。

埼玉西武ライオンズの山川選手、横浜DeNAベイスターズの筒香選手、読売ジャイアンツの岡本選手、オリックスバファローズの吉田選手、等が有力候補です。

侍ジャパンの4番を務めた経験もあり、各球団でも基本的にはクリーンアップとして打席に立ちます。

既に打率、本塁打、打点のいずれにおいても高水準を達成できている選手たちですので、三冠王の獲得に期待がかかります。

三冠王についてまとめ

・過去の達成者は7名。極めて獲得が難しいタイトル

・松中氏は平成唯一の三冠王

・令和の三冠王はトリプルスリー達成者や侍ジャパンの主砲に期待