高校野球

【2019年版】夏の高校野球/甲子園 | おすすめの席は?各座席の特徴を解説

 

甲子園で高校野球を観戦することになったけど、座席はどこを選べば良いんだろう。

はじめて甲子園で高校野球を観戦する場合、誰もがこの疑問に直面しますよね。

高校野球(甲子園)を観戦する際、座席選びは最も重要な準備と言っても過言ではありません。

座席の特徴を理解しないまま球場に向かうと、暑さのあまり体調不良になってしまうなど、様々なトラブルが待っています。

当記事では、夏の高校野球(甲子園)の座席について解説します。

当記事は2019年夏の大会の情報を元に執筆しています。座席の情報は大会の都度変わりますので、最新情報が公式発表され次第、当記事も更新していきます。

 

筆者のプロフィール

野球観戦歴20年超の野球オタクで、元球場職員の経歴を持ちます。
愛読書は公認野球規則で、野球のルール解説も得意としています。

 

夏の甲子園の座席は大きく7種類

夏の甲子園の座席は大きく分類すると以下の7種類です。

中央特別指定席

1塁特別自由席

3塁特別自由席

1塁アルプス席

3塁アルプス席

外野自由席

企画席券

各座席の位置については以下の画像をご覧ください。

(日本高等学校野球連盟ホームページより)

 

まずはそれぞれの座席の特徴について解説します。

中央特別指定席

値段 : 2800円(子ども料金設定なし)

バックネット裏のエリアです。

前方を除き、エリアの大半が屋根に覆われています

雨に濡れることもなく、日陰で比較的涼しく観戦出来るため、人気の高いエリアです。

 

高校野球唯一の指定席券となっており、夏限定、前売り券限定で発売されます。

 

購入方法は単券で買う方法と連券で買う方法の2通りの方法が存在します。

単券・・観戦する日付を指定して前売り券を購入する方法。試合が成立しなかった場合、チケット代金は払い戻し。

連券・・まとめ買い。全日程分の前売り券を購入する方法。日程が延期になった場合も、延期後こ日程で観戦可能。払い戻しは不可。

連券については別記事で詳しく解説しています。

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中央特別指定席は人気の高いエリアなので、すぐに完売してしまいます。

当日券はありませんので、中央特別指定席を狙う方は早めに準備をしておきましょう。

2019年の前売り券は、中央特別指定席連券が6月12日抽選受付開始、1・3塁特別自由席の連券が6月28日10時発売開始です。

中央特別指定席、1・3塁特別自由席の単日券は7月23日10時から発売開始です。

1塁特別自由席・3塁特別自由席

値段 : 大人2000円(子ども800円)

1塁側、3塁側のそれぞれの内野席です。

エリアの半分ほどが屋根に覆われており、後方に座れば雨に濡れることなく観戦可能です。

方角の都合上、1塁側は午前中は日が差し、午後は日陰となります。

3塁側は午前中は日陰、午後は日が差し込みます

午後の方が気温が高く、観戦時間も長くなる傾向があるため、午後に日陰となる1塁側の方が人気は高いです。

1塁特別自由席、3塁特別自由席のそれぞれについて、前売り券、当日券の両方が用意されています。

前売り券には中央特別指定席と同様、単券と連券の両方が存在します。

当日券は存在するものの、前売り券が確保可能であれば前売り券で押さえておきましょう。

当日券の中では最も人気のエリアなので、早朝から購入待ちの行列に並ぶことになります。

1塁アルプス席・3塁アルプス席

値段 : 800円(子ども料金設定なし)

1塁側、3塁側のそれぞれのアルプス席です。

高校応援団と同じエリアになります。

内野席と外野席の間に位置します。

屋根が無いので、雨天時や日差しが強い場合は厳しい観戦環境になります。

屋根が無いので中央特別指定席や1・3塁特別自由席に比べると人気は劣りますが、学校応援団と近いことから最も「高校野球らしさ」を体感できるエリアとなっており、当エリアを好む方もいます。

アルプス席には前売り券は無く、当日券のみの販売です。

学校応援団の規模によって、一般販売の枚数は変動しますので、稀に1・3塁特別自由席よりも早く売り切れることもあります。

外野自由席

値段 : 500円(子ども100円)

言葉の通り外野エリアで観戦します。

屋根も無く、高校応援団がいるようなメリットも無いため、基本的に最後までチケットが残るエリアです。

観戦環境が過酷なエリア(暑い、狭い、雨にも濡れる)なので、可能であれば他のエリアを押さえたいところです。

外野自由席もアルプス席と同様、当日券のみの販売です。

外野自由席は従来は無料のエリアでしたが、2018年から有料化しています。

企画席券

数が限られているので、入手は非常に困難ですが、甲子園球場には特殊な形状の座席が存在します。

これらも前売り券として発売されますので、興味がある方は狙ってみてはいかがでしょうか。

枚数が非常に少ないため、発売開始と同時の競争になります。狙う場合は発売開始時刻にスタンバイしましょう。

〈甲子園で発売される企画席一覧〉

・ボックス席

・マス席

・ペア席

・アルプスデッキ席

写真などの詳細はチケットぴあのホームページ上で閲覧可能です。

夏の甲子園でおすすめの座席は?

最もおすすめの座席は中央特別指定席です。

とはいえ、中央特別指定席は前売り券限定ですので、当記事をご覧いただく頃には売り切れている可能性もあります。

当日券の中でのおすすめは1塁特別自由席です。

中央特別指定席、1塁特別自由席を推す理由

甲子園での高校野球観戦において、最も重要な要素は日陰になるか否かです。

夏の高校野球は8月の最も暑い時期に行われます。

日差しが差す座席では、1試合の観戦が限界でしょう。

猛暑の中の観戦は命に関わりますので、可能な限り日陰の座席を確保しましょう。

午後の方が気温が高く日差しも強くなりますので、午後に日陰が多くなる1塁側を推奨しています。

中央特別指定席ではどこに座るべきか

中央特別指定席は「指定席」ではあるものの、ピンポイントで座席を指定することは出来ません。

希望のエリアを指定し、そのエリアの中からランダムで1席が割り当てられます。

ですので、購入時に選択するエリアが重要になりますが、この際に下段を選択することは避けましょう。

 

中央特別指定席は屋根があるとはいえ、下段については屋根がかかりません

 

選手に近い位置で観戦出来るので下段を希望する方は多いですが、下段は常に日差しが差すことになりますので、おすすめはしません。

確実に日陰になる上段、もしくは日差しが差すことが少ない1塁側の中段を選択しましょう。

(日本高等学校野球連盟ホームページより)

1塁特別自由席ではどこに座るべきか

1塁特別自由席は「自由席」ですので、入場してから座席を選ぶことになります。

中央特別指定席と同様の理由で、前方に座るのは避けましょう。

 

1塁側は午前中は日陰が少ないですが、午後になるにつれて日陰が広がっていきます。

入場時点で日陰の席に座ることが出来れば、その後は日陰は拡大し続けますので、一日中日陰で観戦出来ます。

午前中から日陰の座席を選ぶとなると、基本的には上段に座ることになります。

まとめ

・座席は全部で7種類

・前売り券なら中央特別指定席がおすすめ

・当日券なら1 塁特別自由席がおすすめ

快適な環境で楽しく観戦しましょう!

なお、当サイトでは甲子園での高校野球観戦について、当日券購入方法の解説や裏ワザもご紹介していますぜひご覧ください。

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