サイトリニューアル工事中(~25年3月目途)

【夏の甲子園】平成の強豪校地域別一覧!歴代優勝回数、出場回数ランキング

当ページのリンクには広告が含まれています。

平成の時代が令和に移り、夏の甲子園も101回を迎えています。

当記事では、日本高等学校野球連盟ホームページで公開されている出場校一覧をもとに、平成の強豪校を一覧でご紹介します。

過去全期間ではなく、30回にわたる平成の大会を分析することで、現代の強豪校を明らかにすることを目的としています。

当記事では、夏の大会(全国高等学校野球選手権大会)のみを対象としています。春の大会(選抜高等学校野球大会)は対象外ですのでご了承ください。

 

筆者のプロフィール

野球観戦歴20年超の野球オタクで、元球場職員の経歴を持ちます。
愛読書は公認野球規則で、野球のルール解説も得意としています。

 

目次

平成歴代優勝回数ランキング

まずは平成30回の大会で複数回優勝している高校をピックアップしてみます。

複数優勝を飾っている高校は、高校野球ファンであれば誰もが知っているこの5校です。

優勝校 優勝回数 優勝年
大阪桐蔭 5 平成3年,20年,24年,26年,30年
駒大苫小牧 2 平成16年,17年
智辯和歌山 2 平成9年,12年
帝京 2 平成元年,平成7年
日大三 2 平成13年,23年

 

圧倒的な実力を見せつけたのが大阪桐蔭高校です。

スター軍団として圧倒的な実力で春夏連覇を達成し、中日・根尾、ロッテ・藤原、日ハム・柿木と3名のプロ選手を生み出した30年の優勝は記憶に新しいですね。

西武・浅村を輩出した20年の優勝、阪神・藤浪、西武・森を擁して春夏連覇を達成した24年など、全30回の平成の大会のうち、6分の1に相当する5回の優勝を飾っています。

 

大阪桐蔭に続くのが駒大苫小牧、智辯和歌山、帝京、日大三です。

いずれも2度の優勝を飾っており、特に駒大苫小牧は16年、17年に連覇を達成しています。

駒大苫小牧の平成17年といえば、ヤンキース・田中将大が2年生で在籍していた年にあたります。史上初の3連覇をかけた18年は早稲田実業の前に準優勝に終わっています(あの有名な斎藤佑樹VS田中将大の引き分け再試合です)

平成歴代出場回数ランキング

歴代出場回数をピックアップしてみましょう。

夏の甲子園に出場するためには、そもそも熾烈な地区予選を勝ち抜く必要があります。

安定して甲子園に出場できている高校は、紛れもなく強豪校と呼ぶことができるでしょう。

以下、平成30回の大会での出場回数上位10校(同率のため11校)です。

出場校 地域 出場回数
智辯和歌山 和歌山 22
仙台育英 宮城 19
明徳義塾 高知 18
聖光学院 福島 15
常総学院 茨城 14
天理 奈良 14
横浜 神奈川 14
福井商 福井 13
近江 滋賀 12
星稜 石川 12
智辯学園 奈良 12

 

全国制覇も2度達成している智辯和歌山が圧倒的な出場回数を誇ります。

30回の大会のうち、3分の2以上の大会で甲子園に出場していますので、和歌山は智辯和歌山1強と呼んでも過言ではないでしょう。

仙台育英や明徳義塾、聖光学院も半分以上の出場を誇ります。これら3校を筆頭に、出場回トップ10は高校野球ファンなら知らない人はいない強豪校と言えますね。

また、天理高校智辯学園がランクインしている奈良県の状況は要注目です。

天理高校が14回、智辯学園が12回の甲子園出場なので、ほとんどの大会(30回中26回)で奈良県の代表は天理か智辯学園か、という状況なのです。

和歌山の智辯和歌山1強状態以上に顕著な2強状態と言えます。

 

なお、ここまで出場回数をご紹介しましたが、厳密には出場回数を比較するのはフェアではありません。

地区予選には激戦区と呼ばれる地区が存在し、激戦区を勝ち抜くのはさらに至難の業です。

大阪や神奈川が激戦区の筆頭として挙げられることが多いですね。

全国制覇を5回達成している大阪桐蔭が甲子園出場は10回という点からも、いかに激戦区を勝ち抜くのが難しいかが分かでしょう。

大阪はそもそも参加校が多いだけでなく、履正社やPL学園等、強豪校が渦巻いており、大阪大会を勝ち抜くのは甲子園を勝ち抜く以上に難しい、と言っても過言ではないかもしれません。

このような激戦区、神奈川県(東海大相模、桐光等強豪校多数)から14回の出場を達成している横浜高校の実力は本物でしょう。

横浜高校は平成10年に優勝も達成しており、名門高校の名にふさわしい成績と言えます。

各都道府県別 強豪校一覧(最多出場高校一覧)

最後に、各都道府県毎の最多出場高校と2番手高校をまとめます。

最多出場高校や2番手高校の出場回数が大きければ、その地区は実力に偏りがある地域と考えられます。(和歌山の智辯和歌山1強、奈良の天理、智辯学園2強状態など)

一方、最多出場高校の出場回数が小さい場合、その地域は実力が均衡した地域と考えられ、どの高校にも出場のチャンスがある、もしくは強豪校が多い地区と言えます(山梨、静岡、福岡など)

あなたの気になる地区はどうでしょうか。ご覧ください。

出場地区 最多出場 2番手
高校名 出場回数 高校名 出場回数
北北海道 旭川大 6 旭川工 5
南北海道 北海 10 駒大苫小牧 6
青森 青森山田 11 光星学院 6
岩手 盛岡大付 9 花巻東 8
秋田 秋田商 8 金足農 5
山形 酒田南 10 日大山形 9
宮城 仙台育英 19 東北 7
福島 聖光学院 15 日大東北 6
茨城 常総学院 14 水戸商 4
栃木 作新学院 9 佐野日大 6
群馬 桐生第一 9 前橋育英 4
埼玉 浦和学院 11 花咲徳栄 6
千葉 木更津総合 7 市船橋 5
東東京 帝京 10 関東一 6
西東京 日大三 10 創価 4
神奈川 横浜 14 桐蔭学園,
桐光学園
4
新潟 日本文理 9 新潟明訓 7
長野 松商学園 10 佐久長聖 7
山梨 東海大甲府 6 甲府工 5
静岡 常葉大菊川 6 静岡 5
愛知 愛工大名電 9 東邦 8
岐阜 県岐阜商 10 大垣日大 5
三重 三重,
海星
6 (同率1位)
富山 富山商 10 高岡商 7
石川 星稜 12 金沢 8
福井 福井商 13 敦賀気比 8
滋賀 近江 12 八幡商 6
京都 龍谷大平安 9 京都外大西 4
大阪 大阪桐蔭 10 PL学園 7
兵庫 報徳学園 8 東洋大姫路 4
奈良 天理 14 智辯学園 12
和歌山 智辯和歌山 22 市和歌山 2
岡山 倉敷商 7 関西 6
広島 広陵 8 如水館 7
鳥取 八頭 7 鳥取城北 5
島根 開星 9 江の川 4
山口 宇部商 6 岩国 5
香川 尽誠学園 9 香川西 4
徳島 徳島商 9 鳴門 8
愛媛 宇和島東 7 今治西 6
高知 明徳義塾 18 高知商 6
福岡 九州国際大付,
柳川
5 (同率1位)
佐賀 佐賀商 7 佐賀学園 5
長崎 長崎日大 9 海星 5
熊本 熊本工 10 九州学院 5
大分 明豊,
柳ヶ浦
6 (同率1位)
宮崎 日南学園 9 延岡学園 6
鹿児島 鹿児島実 10 樟南 10
沖縄 沖縄尚学,
興南
6 (同率1位)

 

https://base-info.com/koshien-rank-hokkaido-tohoku

https://base-info.com/koshien-rank-hokuriku

https://base-info.com/koshien-rank-koshinetsu

https://base-info.com/koshien-rank-kanto

https://base-info.com/koshien-rank-tokai

https://base-info.com/koshien-rank-kinki

https://base-info.com/koshien-rank-chugoku

https://base-info.com/koshien-rank-shikoku

https://base-info.com/koshien-rank-kyushu

記事のシェアは大歓迎です
目次