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【閉鎖済】旧広島市民球場ってどんな球場?カープの聖地・跡地を散策してみた

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旧広島市民球場跡地

広島東洋カープの本拠地といえば、現在は「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(マツダスタジアム)」です。

しかし、2008年までカープの本拠地として使用されていたのが旧広島市民球場でした。

現在、球場は解体されていますが、跡地にはホームベースやマウンドの位置を示す記念碑、「勝鯉の森」などが残されています。

この記事では、旧広島市民球場の歴史と、現在の跡地の様子を紹介します。

訪問日が雨だったこともあり、湿度の高い写真となっていますがご了承ください・・・(晴天の日にまたリベンジします!)

目次

旧広島市民球場とは?

まずは旧広島市民球場について簡単に振り返ります。

現在のカープ本拠地マツダスタジアムも、実は正式名称は広島市民球場です(ネーミングライツをマツダが取得)。区別するため、ここでは「旧広島市民球場」と表現しています。

基本情報

旧広島市民球場の基本情報は以下のとおりです。

所在地広島県広島市中区基町5-25
開場1957年7月
両翼91.4m
中堅115.8m
収容人数約32,000人
グラウンド内野:土/外野:天然芝
主な使用球団広島東洋カープ
本拠地としての使用1957年~2008年
解体2011年

旧広島市民球場は1957年に開場。

広島東洋カープの前身である広島カープは1950年に誕生していましたが、当初は専用の本拠地球場を持っていませんでした。

そんな中、「ナイターのできる球場を」という市民の声が高まり、地元財界からの寄付などによって誕生したのが広島市民球場です。

目の前には原爆ドームがあり、原爆投下から12年後の1957年に完成、広島の戦後復興の象徴的な施設でもありました。

原爆ドーム

50年以上にわたってカープの本拠地に

1957年の開場から、旧広島市民球場はカープの本拠地として使用されました。

その歴史は実に半世紀以上。

試合数は3,182試合にのぼります。

球場では数々の歴史的瞬間も生まれました。

1968年:外木場義郎が完全試合を達成

1968年9月14日の大洋戦。外木場は27人を一人も出塁させず、16奪三振で2-0の完全試合を達成しました。

1979年:カープが広島市民球場でリーグ優勝

1979年10月6日の阪神戦で、カープが2度目のセ・リーグ優勝。1975年の初優勝は後楽園球場だったため、これが広島市民球場で初めての優勝決定・胴上げでした。

1986年:山本浩二、現役最後の試合

1986年10月27日、日本シリーズ第8戦・西武戦が「ミスター赤ヘル」山本浩二の現役最後の試合になりました。カープは2-3で敗れて日本一を逃しましたが、試合後、広島市民球場で山本がナインに胴上げされました。

1987年:衣笠祥雄が2,131試合連続出場の世界新記録

1987年6月13日の中日戦。衣笠がルー・ゲーリッグの2,130試合を抜き、2,131試合連続出場の当時の世界新記録を達成しました。

1991年:山本浩二監督の下、本拠地でリーグ優勝

1991年10月13日の阪神とのダブルヘッダー第2試合。佐々岡真司→大野豊のリレーで1-0。5年ぶり6度目のリーグ優勝を広島市民球場で決め、山本浩二監督が胴上げされました。さらに祝勝会のビールかけをグラウンドで実施しています

    旧広島市民球場からマツダスタジアムへ

一方、開場から約50年が経過すると施設の老朽化が大きな問題となります。

2009年、広島駅近くに現在のマツダスタジアムが完成したことでカープは新球場へ本拠地を移します。

旧広島市民球場で行われたカープの最後のレギュラーシーズン公式戦は、2008年9月28日のヤクルト戦。

広島が6-3で勝利し、51年間にわたる本拠地としての歴史に区切りをつけました。

その後も球場自体は残されていましたが、2010年に閉場。

2011年には大部分が解体され、現在は球場を見ることはできません。

旧広島市民球場の跡地を散策してみた!

広島ゲートパーク

現在、旧広島市民球場の跡地は「ひろしまゲートパーク(HIROSHIMA GATE PARK)」として整備されています。

2023年3月にオープンした公園で、イベント広場や飲食店などが集まる広島市中心部の新しいスポットとなっています。

広島ゲートパーク
広島ゲートパーク

球場時代の面影はかなり少なくなっていますが、よく探してみると痕跡が各所に残されています。

現在の名称ひろしまゲートパーク
最寄り広島電鉄「原爆ドーム前」電停
原爆ドームから徒歩数分
入場自由
主な球場遺構ホームベース、ピッチャープレート、勝鯉の森、旧ライトスタンドのベンチなど

ホームベース跡

旧広島市民球場跡地

まず探しておきたいのが、旧広島市民球場のホームベース跡です。

現在のゲートパーク内には「メモリアル・オブ・ザ・ホームベース」が設置されており、かつてホームベースが置かれていた位置を確認できます。

残念ながらブラウン監督が投げたベースは残っていませんでした。笑

旧広島市民球場では、2006年にブラウン監督が判定への抗議から一塁ベースを引き抜いて投げ、退場になるという珍事件。後に「ベース投げTシャツ」が発売。

「勝鯉の森」は必見!

広島市民球場モニュメント

カープファンなら特に見ておきたいのが「勝鯉(しょうり)の森」です。

ここにはカープのリーグ優勝、日本一などを記念する石碑が並んでいます。

旧広島市民球場時代から設置されている石碑ですが、球場が解体された現在も残されています。

カープ優勝記念碑
カープ優勝石碑
衣笠記念碑

旧ライトスタンドのベンチ

旧広島民球場のベンチ

さらに面白いのが、旧広島市民球場で実際に使用されていたライトスタンドのベンチです。

球場解体時に残されていた座席の一部が、現在は勝鯉の森エリアのベンチとして再利用されています。

最近の一軍球場では見かけることも無くなった、昔ながらのベンチタイプです。

旧広島市民球場のベンチ

マツダスタジアムとセット観光もおすすめ

マツダスタジアムの雰囲気

マツダスタジアムから旧広島市民球場跡地までは少し距離はありますが、同時に回れる距離感です。

徒歩なら40分前後、路面電車などを利用すれば比較的簡単に移動できます。

デーゲームなら試合後、ナイターなら試合前に旧市民球場跡地を訪れてみるのもおすすめです。

カープベースボールギャラリーにも寄ってみよう

カープベースボールギャラリー

時間に余裕があれば、カープベースボールギャラリーにも立ち寄ってみましょう。

広島市中区八丁堀にある施設で、2026年1月にリニューアルオープン。

2階のギャラリーでは、1950年の球団創設から現在までのカープの歴史を無料で見学できます。

1階にはオリジナルグッズショップも併設されています。

所在地広島市中区八丁堀6-7
ギャラリー営業時間10:00~16:00
入場料無料
最寄り広島電鉄「八丁堀」から徒歩約5分

旧広島市民球場 まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

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